友松 香世さんの医療法人社団 美心会 黒沢病院のインタビュー|ナースフルの職場の魅力 大特集


患者さんが口に出せない悩みや不安に気づき、その気持ちに寄り添う看護が目標です。

医療法人社団 美心会 黒沢病院

友松 香世 入職15年目

9歳児のママ

入院患者の不安を減らすことも大切な仕事

 私は当院に臨床検査技師として入職して途中で看護師になった、院内での“転職組”です。もともと中学生の頃から、祖父母の入院などで接した看護師の優しい姿に憧れていました。しかし高校卒業時には「看護師は大変では?」と心配する両親の意見を受け入れ、臨床検査技師になったんです。そして当院に就職して透析センターで働くうち、容体が急変した患者さんへの緊急対応や医師との協力体制など、看護師にできて技師にはできないことの多さを痛感。こうした臨床の場に役立つ専門知識を身に付け、患者さんと接する機会も多い看護師になろうと改めて決意しました。5年目からはパートとして働きながら高崎准看護学校・高崎高等看護学校に通い、国家試験に合格して常勤看護師になったんです。
 黒沢病院は入院専門なので、外来部門であるヘルスパーククリニックや地域の医療機関と連携して患者さんを受け入れています。私が現在担当する病棟4階は主に泌尿器科の患者さんが入院されますが、腎臓、膀胱、前立腺といった泌尿器疾患のほか、透析が必要な方も多く、感染症にも十分な注意が求められます。また私はチームリーダーも務めているので、みんなの仕事状況を把握し、必要な助言ができるようになりたいですね。特に患者さんの「うまくおしっこが出ない」といった悩みや不安を受け止めて対応しているか、医師の治療方針を理解してもらえているかはとても重要。お互いの考えが伝わることで患者さんの不安は減らせますし、看護師はそうしたコミュニケーションの中継役を果たせると考えているからです。

患者一人ひとりに寄り添う看護を目指して

患者一人ひとりに寄り添う看護を目指して

 私が病棟で気をつけているのは、「排尿などはなるべく人の手を借りたくない」という患者さんの気持ちを大切に看護すること。最初からおむつを勧めるのでなく、できる限りその方がトイレで用を足せるよう適切な援助を心掛けています。「最近はおしっこが近くなった」など患者さんの訴えから状況を把握し、さりげなくトイレに行く必要がないかを尋ねたり、散歩にお誘いして外出前にトイレはいかがですかと勧めてみたり。そうやって患者さん一人ひとりに寄り添うような看護ができ、安心して入院生活を送っていただけることが何よりうれしいですね。それに当院は全体で約130床という病院ですから、患者さんとじっくり向き合う看護が実現しやすいと感じています。
 私自身は正看護師取得後も、ずっとスキルアップを目的とした資格の取得や専門分野の勉強を続けています。当院はこうした意欲に対し、看護部も医師の側もしっかり応えてくれるのが有り難いですね。例えば「排尿機能検査士」の勉強をしたときは、外来部門で排尿機能専門外来の担当医師からご指導をいただいたり、実際に現場を見学させていただいたり。おかげで学会が行う講習会も十分理解できました。このほか毎年のように新しい資格取得にチャレンジをし、最近では、治療中に急変した患者さんへの対応を学びたくて、BLS(一次救命処置)の講習も受けてきました。条件によりこうしたスキルアップの費用を病院が支援してくれる制度もあり、看護師それぞれが考えるステップアップができる病院です。

出産や育児に対応した柔軟な働き方ができる

出産や育児に対応した柔軟な働き方ができる

 私は看護学校と仕事の両立、さらに同時期に妊娠、出産まで経験しましたが、それは当院のように理解ある環境だからできたのだと感じます。高等看護学校1年生のときに妊娠し、2年生で出産予定と分かってからは、看護部長と相談して外来部門の午前中だけに勤務を変更。そうやって仕事の負担を軽くしたおかげで、家庭や学校とのバランスも何とかなりました。その後の産休・育休中も学校へ通学し、一番大変な3年生の実習を終えてから仕事に復帰。しばらくは日勤のみのパート勤務にして、病院の託児所「とまと」に子どもを預けるなど、育児の大変さを減らせたのは本当に有り難かったですね。2014年からは院内保育園「とまと」と名称変更し24時間対応になりました。これから出産の人はさらに利用しやすいと思います。
 このような制度だけでなく、万一子どもの急病などで休むことになっても「お互いさま」と理解してくれる温かな雰囲気も当院の魅力です。働きながら子育てをした仲間も多く、居心地がよくて働きやすい職場なんです。病棟もさほど大きくなく、手伝いが必要なときは「ちょっと来て」と声をかけると、すぐ集まって協力してくれるチームワークのよさも自慢。しかも病院全体で行うイベントも多いので、看護師だけでなく薬剤師や臨床工学技士、リハビリスタッフ、放射線技師、栄養部や事務職の人ともすぐ顔見知りになれます。4階病棟でも診療部部長を中心とした交流会を定期的に開いていますから、他部署と連携した仕事もスムーズに進められているんですよ。

※2015年9月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がございますので、予めご了承ください。

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