高桑 愛子さんの北海道中央労災病院 せき損センターのインタビュー|ナースフルの職場の魅力 大特集


子育てと両立しながら、せき損看護のプロを目指したい。

北海道中央労災病院 せき損センター

高桑 愛子 入職10年目

3歳児と4歳児のママです。

入院から退院まで、患者さんに深く長く寄り添う。

 「せき損看護をしたい」という強い想いを持って付属の専門学校に入学し、そのまま入職して10年ほど勤務しています。せき損看護では、看護師が様々なケアを行っていける仕事なので、自分の力を発揮できる職場だと感じたのが、志望した理由です。
 病棟では1人の看護師が2~3名の患者さんの入院から退院までを受け持ち、急性期から慢性期まで継続して看護を行っていきます。具体的には身体的ケア、精神的ケア、日常生活の訓練の支援、退院の支援など。脊損・脊髄損傷の場合、損傷を受けた部位や原因によって、残された身体機能が異なってきますので、一人ひとりにあった看護やリハビリが重要になります。カンファレンスではそれぞれの専門家が集まって今後のケアプランを考えていきます。看護師は患者さんとの接点が多い立場なので、「今どんなことに悩んでいるのか」「今後どうしていきたいのか」など患者さんの声に耳を傾け、積極的に意見を言うようにしています。
 また、リハビリは決してリハビリテーションセンターだけで行うものではなく、自助具を使った食事や移動、着替えなど、病棟での訓練も重要な要素。少しでも変化があれば見逃さず、できる動作を一つでも多く獲得できるように支援し、普段からリハビリ意欲を高められるような心のケアを心がけています。退院の際も、自宅の改装の相談に乗ったり、リハビリ継続が必要であれば施設を探したり、ケースワーカーや医師とも話し合いながら様々な支援を行っています。

一番嬉しい言葉は「あなたが担当でよかった」。

一番嬉しい言葉は「あなたが担当でよかった」。

 現在は子育てと両立しているので、手術室勤務で夜勤のない働き方をしていますが、もう少し子供が大きくなったら、また病棟での看護に戻りたいと思っています。病棟でのやりがいは、半年~1年という長い期間をかけて患者さんと深い人間関係を築き、一人ひとりに合ったケアを真剣に考えて実践していける点。ご本人やご家族が障害を受け入れるまでのサポートは今でも難しさを感じますが、心と身体のケアを重ねていくことで、少しずつ変化し、ご自身でできる動作も増えていく。最終的に退院を見届けるとき、「ありがとう」「あなたが担当でよかった」という言葉をいただいたときは、心に大きなものがこみ上げてきます。
 今後はせき損看護のプロを目指して、ケアプランを立てられるような看護師になることが目標。学ぶ機会は非常に多く、クリニカルラダーによって自分の課題が明確になるので、もっともっと専門知識を高めていきたいという想いが強くなります。サポート環境があるので、せっかくなら資格取得も目指したいのですが、せき損看護の認定看護師資格がないのはとても残念ですね。「年次が若いから」「子供が小さいから」といった理由で制限されるようなことは一切なく、私は今も家族の協力を得ながら、行きたい研修には行かせてもらっています。労災病院の本部や福岡にあるせき損センターなどに行くことで、新たな視点や刺激を受けることも多く、スキルアップしたい方にはとてもいい環境だと思います。

出産後は手術室に異動。夜勤も残業もありません。

出産後は手術室に異動。夜勤も残業もありません。

 入職して6年目に1人目を妊娠し、翌年には続いて2人目を妊娠。院内保育所は6か月目から預けられるので、私は8か月目から預けて復帰しました。とはいえ、しばらくは3交代の病棟勤務が難しいので、手術室に異動させてもらい、3年目になります。復帰したときは手術室勤務が初めてで不安もありましたが、新人と同様の育成体制で、先輩がしばらく一緒についていてくれたので、安心して始めることができました。
 現在、手術室には計11人の看護師がいるのですが、2人が妊娠中で、残りの9人は子育てと両立中。中には男性看護師もいます。みんなが両立しているからこそ、ここでは協力しあうのが当たり前なんです。子供が熱を出したり、風邪をひいたりしたときに、「病院で受診してから行きますね」と電話をすると、「残っているスタッフでなんとかできるから、お母さんは子供のそばにいてあげて」と言ってくれる上司や仲間ばかり。もしも他のスタッフのお子さんに何かあれば協力したい、と自然に思います。ほかの病院に勤める知り合いからは休みが取りにくいという話も聞くので、いかに私自身は恵まれた環境なのか実感しますね。
 外来や手術室の場合はほとんど残業がなく、定時で帰れますし、病院が徹底して配慮してくれているので、産休・育休後の復帰率がほぼ100%というのも納得です。働きやすい環境で家庭と両立しながら、仕事のやりがいや成長も感じたいという方にはおすすめです。

※2015年9月時点の情報です。最新の情報とは異なる場合がございますので、予めご了承ください。

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