2009年度(第98回)版 看護師国家試験 過去問題
午前17
オプソニン効果を生じるのはどれか。
- 1.好中球
- 2.好塩基球
- 3.Tリンパ球
- 4.Bリンパ球

- ○1 好中球
- オプソニン効果とは、好中球やマクロファージがもつ貪食作用が、抗体や補体によって促進される「味付け」効果のことである。 したがって、オプソニン効果を生じるのは、貪食能をもつ好中球やマクロファージである。
- ×2 好塩基球
- 好塩基球はIgE抗体を結合しており、これに抗原が結合するとヒスタミンなどを放出する。Ⅰ型アレルギーに関与する。
- ×3 Tリンパ球
- Tリンパ球には、細胞傷害性T細胞(キラーT細胞)やヘルパーT細胞、サプレッサーT細胞があるが、これらはオプソニン効果に直接関与しない。
- ×4 Bリンパ球
- Bリンパ球は形質細胞となり、抗体(免疫グロブリン)を産生する。オプソニン効果に直接関与しない。
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