2009年度(第98回)版 看護師国家試験 過去問題
午前10
ニトログリセリンの作用はどれか。
- 1.昇 圧
- 2.造 血
- 3.血管拡張
- 4.免疫抑制

- ×1 昇 圧
- "昇圧作用があるのは、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミン、ドブタミンである。\n"
- ×2 造 血
- 造血作用があるのは、エリスロポエチン製剤である。腎性貧血の治療に用いられる。
- ○3 血管拡張
- ニトログリセリンには冠動脈拡張作用があり、狭心症発作時の治療に用いられる。血管を拡張させるので、副作用として血圧の低下がみられる。
- ×4 免疫抑制
- 免疫抑制の作用があるのは、副腎皮質ステロイド製剤や免疫抑制剤である。
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- 2009年度(第98回)版 分野別
解説
ニトログリセリンなどの硝酸薬は、体内で代謝されて一酸化窒素(NO)になってから血管拡張作用を発揮します。