患者さん&シチュエーション別対応集⑤ ケアの実施時

患者さんにわかる言葉で

済生会横浜市東部病院 整形・リウマチセンター 千葉鮎美さん

「清拭しますよ」=「身体を拭きますよ」と、患者さんが分かる言葉に置き換えて説明する必要があります。そのほか、「移乗」や「トランス」などもそうですが、とくに高齢の患者さんには通じません。行動計画では専門用語での発表が義務づけられていることもあって、混ざってしまうのだと思いますが気をつけましょう。

(済生会横浜市東部病院 整形・リウマチセンター 千葉鮎美さん)

暑さ、寒さにも配慮を

東埼玉総合病院 外科病棟 西井由紀子さん

無言で行わず、患者さんがどう感じているか、暑いか寒いかなどの反応も確認しましょう。とくに寝たきりの高齢患者さんや布団を2枚も3枚もかけている方は、清拭で裸になるとき寒くないか確認して下さいね。 また、看護師が一緒にケアを行う場合、患者さんを不安にさせないために、ケア中、基本的には学生に声かけをしていません。ケアを実施する前に内容をきちんと確認しておくとよいでしょう。

(東埼玉総合病院 外科病棟 西井由紀子さん)

話せなくても耳は聞こえています

聴覚は亡くなる直前まで機能しているといわれています。たとえば構音障害などがあっても耳は聞こえているので、必ずケアを実施する際は説明をしましょう。
それから、話せない患者さんでも表情を読むことが大事。たとえば、ベッドの上で他人に向きを変えてもらったりすることは怖いものです。声をかけ、表情や反応をみながらケアを行うようにして下さい。

(イムス三芳総合病院 外科・泌尿器科混合病棟 大橋美和子さん)

反応をみながら実施して

自分の判断でどんどん突き進んでしまう人がいますが、患者さんの反応は必ず確認しましょう。たとえば外科の場合、術後に必ず清拭を行いますが、傷があると横を向くだけでも痛いのです。学生を気遣って、痛いのに冷や汗をかきながら無理して姿勢をとり、トラウマになってしまう方もいるくらいです。患者さんの気持ちを組み、そこで痛くない動き方などを案内できれば、安心して患者さんもケアが受けられます。

(済生会横浜市東部病院 消化器内科・外科・乳腺外科混合病棟 久住結衣さん)

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