患者さん&シチュエーション別対応集③ 初対面のとき

第一印象は重要

相手の目を見て話すことが重要です。患者さんは第一印象で信頼できる人か、きちんと向き合って対応してくれる人かを判断します。真剣に目をみて「受け持たせて頂きます」と伝えるだけでも、気持ちは伝わります。また、大部屋の訪室時は、同室の患者さんへの挨拶が抜けがちです。「失礼します」「おはようございます」とひと声かけて部屋に入りましょう。

(東京北社会保険病院 小児看護専門看護師 教育担当看護師長 佐々木祥子さん)

立ち位置や声の大きさに注意

済生会横浜市東部病院 消化器センター 久住結衣さん

離れた場所でボソボソ話しても印象が悪くなるだけ。そばに寄って膝をつく、近寄って目を合わせるなどして、「受け持たせて頂く○学校の○名前です。○〜○期間担当させて頂くので宜しくお願いします」と、マスクをとって話しましょう。挨拶が苦手でも感謝の気持ちをこめ誠意を持って話せば伝わるはず。患者さんも緊張したり、勉強の役に立てるのかと謙虚に尋ねられるやさしい患者さんが大半なので、安心して下さい。

(済生会横浜市東部病院 消化器センター 久住結衣さん)

笑顔で会話を

小児科では、子どもと親御さん両方にご挨拶します。学童以上には「看護師さんになるためのお勉強をしていて、一緒に遊んだりいろいろしてくれるお姉さん」と紹介しますが、子ども側も緊張するようです。だから、笑顔が必須です。乳幼児も、こちらがこわばった表情を浮かべていれば泣くのは当たり前。
親御さんは自分がいない間に子どものそばにいてくれると喜ばれるものです。ですから、自信をもって笑顔で親御さんとも関わって欲しいですね。

(済生会横浜市東部病院 こどもセンター 森裕子さん)

人の寝室に入っていくのと同じ

患者さんの部屋に入るということは、家の寝室に入っていくのと同じことなので、必ず「失礼します」と一声かけましょう。扉が開いているのが普通だと思っている人もいますが、本来は大部屋も個室と同様に閉まっているべきところを、看護の都合上開いているだけだということを心得ておきましょう。そして入室後は、臨床指導者の紹介を受けて挨拶をして下さいね。

(イムス三芳総合病院 外科・泌尿器科混合病棟 大橋美和子さん)

カーテンをいきなり開けないで

東埼玉総合病院 外科病棟 西井由紀子さん

大部屋の患者さんを訪ねるときに、何も言わずにカーテンをがばっと開ける人がいます。患者さんが着替えている場合もあるので、「○○さん、失礼します」と声をかけ、返事があったら開けましょう。それから、挨拶は大きな声で笑顔で。第一印象は重要なので、礼儀正しく、明るく、大きな声で、というそれだけで患者さんに受け入れられやすいですよ。

(東埼玉総合病院 外科病棟 西井由紀子さん)

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