患者さん&シチュエーション別対応集② 患児の接し方

子どもがわかる言葉で説明を

東京北社会保険病院 小児科病棟 門中葉子さん

会話できなくてもしっかり見られていることを心にとめておきましょう。0歳児でも相手の目を見て“この人は誰だろう?”と探って解釈します。 話ができる子には言葉遣いにも注意。敬語の必要はありませんが、学生同士のような言葉遣いも×。親しくなっても、病気の子どもをケアする場所だとわきまえて接して下さい。また、いろいろ言い換えて子どもに説明できるように、言葉の引き出しを持っておくとよいでしょう。

(東京北社会保険病院 小児科病棟 門中葉子さん)

乳幼児はスキンシップが大切

済生会横浜市東部病院 こどもセンター 森裕子さん

“抱っこするのが初めてなので怖い”と、おっかなびっくり接する人も多いのですが、その気持ちを大切にしながら赤ちゃんも一人の人間として敬意を払い、親しみを持ってもらえるように接しましょう。乳幼児は言葉よりもスキンシップが大切。母親とのスキンシップが必要な時期でもあるからです。泣くのが仕事みたいなものなので、泣かれてもめげないで。2週間程経てば学生を見分けて泣きやむ子も出てきます。

(済生会横浜市東部病院 こどもセンター 森裕子さん)

幼児の気まぐれな言葉に注意

会話できる子どもでも、大人のように気を使えないので「学生嫌い」などとストレートにぶつける子も出てきます。私たちも「看護師さん嫌い」とよく言われるのですが、子どもにとっては何気ない気まぐれの発言なので、言葉を鵜呑みにして落ち込む必要はありませんよ。この頃になるとスキンシップをとりながら言葉でのコミュニケーションが大切。個人差があるので子どもの様子を観察したり、お母さんに聞いてみてもよいでしょう。

(済生会横浜市東部病院 こどもセンター 森裕子さん)

思春期の気持ちに寄り添う配慮を

大人の意識も出てくる思春期の子どもは、自立していろいろ行えます。シャワーも一人で入れるし、薬も一人で飲める。でも中学生の思春期はまだ小児科領域なんです。日常生活動作の介助は必要なくても、入院しているのですから元気なわけではありません。見た目は元気そうでも、思春期ならではの葛藤もあるでしょうし、学校のことなど悩みもあるでしょう。そのあたりを念頭において接して欲しいと思います。

(済生会横浜市東部病院 こどもセンター 森裕子さん)

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