患者さん&シチュエーション別対応集① 高齢者との接し方

入院前の生活状況を伺う

患者さんと視線を合わせて会話をすることはコミュニケーションの基本です。また、目上の方なので言葉遣いにも気を付けましょう。高齢者との関わりが少ない学生が多く、初日の挨拶後、会話に詰まることも少なくありません。そんなときは、たとえば入院する前の状態や、趣味、若い頃の仕事などを伺いながら、それまでのADL(日常生活動作)の状態を確認してみるのもよいでしょう。

(都内総合病院 内科病棟 主任 福岡さん<仮名>)

相談しながら対応を

何か行動を促したり指導することは難しいかもしれません。患者さんも、突然来た学生相手に、新しく何かを行うことに躊躇される方もいますので、そんなときは臨床指導者にぜひ相談して下さい。自分だけ張り切って動いても、患者さんとの間に溝ができてしまう可能性もあります。患者さんとの信頼関係を築くことを最優先に行動して。

(イムス三芳総合病院 外科・泌尿器科混合病棟 大橋美和子さん)

患者さんを否定しないで

患者さんのよくない習慣を、頭ごなしに否定しないで下さい。それがパーソナリティーに影響を及ぼしている可能性もあります。たとえば、毎日飲酒する方は、人と話すことが苦手な性格を補うためお酒の力を借りている場合も。やむにやまれず必要とする行為は、残り十数年の余生で正すことは難しいかもしれません。ですから否定はせず、理想に近づける方法を一緒に考えるという姿勢で接して下さい。

(東埼玉総合病院 外科病棟 西井由紀子さん)

ライフスタイルを尊重して

済生会横浜市東部病院 整形・リウマチセンター 千葉鮎美さん

長く生きているこそ、自分のライフスタイルを確立されている方がほとんど。そのため、決まった生活パターンが乱れるようなことは受け入れられない方もいます。患者さんのライフスタイルを把握してからケアに繋げることが大事です。もちろん、中には柔軟にこちらの提案を受け入れて下さる方もいるので、患者さんによります。

(済生会横浜市東部病院 整形・リウマチセンター 千葉鮎美さん)

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