看護師のリアルインタビューvol.4 クリニック|看護師の転職や求人など、看護師の募集ならナースフル


現場で活躍するセンパイを直撃!看護師のリアルインタビュー Vol.4(クリニック)

患者さんやご家族の想いを大事にして感謝された時、この仕事に就いて良かったと思えました。

S.Hさん(26歳・正看護師歴4年)

(きっかけは?)(学校選びは?)看護師になるまで

人の役に立ちたいと、看護師の道へ進んだ

三人兄弟の長女だった私は、高校を卒業したらすぐに働き出すつもりでした。でも「どうせなら、人の役に立てるような仕事に就きたい」と看護師の道を選択。その後、家計の負担を考えて、授業料のリーズナブルな看護学校へ進もうと思い、先生に相談しました。すると県立大学なら学費も安いうえ、社会人になった時に給与も高いという話を聞きました。先生からの強い大学進学の勧めもあり、推薦入試を受けたところ、無事に合格。大学へ進学することになりました。

大学に入ると、座学形式で人間の身体のしくみなどについて学ぶところからスタート。看護師養成所などと違い、早期に実習が始まるわけではないので、じっくりと知識を身につけることができたのは良かったと思います。その実習では、県立大学ということもあり、県内のいろいろな病院に行くことができました。
そこで病院とひと言で言っても規模もいろいろあるし、受け入れる患者さんが違えば、働き方も違うということが分かりました。とても有意義な経験だったと思います。

(仕事内容は?)(やりがいは?)看護師になってから

人工透析を行う仕事。心のケアも重要な役目

私が現在、働いているのは人工透析のクリニック。総合病院に3年務めた後、今の職場に来ました。患者さんは、腎臓の働きが10%以下になり、血液のろ過が十分に行えず、水分や老廃物のコントロールができなくなっている状態。そのような場合に、人工的に血液の浄化を行うのが透析療法です。そのため、患者さんは週3回クリニックに通って透析を受ければなりません。患者さんの身体への負担も大きいので、しっかりと寄り添ってお世話をしようと心掛けています。

毎日の仕事の流れですが、まず当日来られる患者さんごとに血液透析器の設定や薬の準備をします。その時に別の看護師が、準備間違いがないかを何度もチェック。慎重にチェックを終えた後、患者さんたちがいらっしゃると、一気に透析を開始します。透析を始める時には、「今日の体調はどうですか?」などと声を掛けてみなさんの様子をしっかりと見るように心掛けています。長期間にわたって治療をしなければならない患者さんが多く、時には落ち込んでしまう時もあります。それに気づいた時にはすぐに、少しでもより添って話に耳を傾けようとしています。

家族の気持ちを考え寄り添うことで感謝された

忘れられないのは80代の男性の患者さんが死を迎える直前の時のことです。もうすぐ亡くなると分かった時、ご家族が病院に駆けつけました。そこで脈や血圧などを測る機械をつけることもできますが、アラーム音が激しく鳴ってしまうというのが気になりました。そこで「機械をつけずに静かに見守ることもできます」とご提案したところ、機械はつけないことに。それから静かに息を引き取るのを見送った息子さんから「いい最後を迎えることができました」とひと言。その言葉をもらった時、常に患者さんの立場になり、より添って看護する大切さを感じ、この仕事の大切さを身にしみて感じました。

今のクリニックでもそうですが、看護師にはいろんなタイプがいて、食事療養のアドバイスなど、実利的なことを大事にする人もいます。そんな中私は、なるべく患者さんの話に耳を傾け、少しでも気分が楽になるようにコミュニケーションをすることを心掛けています。人は病気になった時、その人らしい“素”の部分が前面に出てくると感じています。看護師はそうした時に出会い、向き合うことができるやりがいのある仕事です。これからも患者さんの気持ちに寄り添った看護ができるように心掛けたいです。

(心掛けることは?)(アドバイスは?)看護師になるなら

患者さんとどう向き合いたいのかを考えて職場選びを

人工透析のクリニックで日勤として働いている私の場合、患者さんとは一度のお付き合いではなく、何度もお世話ができて距離感が近いところにも、仕事の魅力を感じています。それに夜勤がないところも体力的に助かっています。

病院の規模によって患者さんと話ができる時間も変わります。 それに治療する病気によって向き合い方も異なります。私の場合、大学時代にいろいろな職場があると実習を通じて知ることができました。そのおかげで“自分がどういう風に働きたいのか”、就職先を選ぶ前にしっかりとイメージすることができました。看護師を目指されるみなさんもぜひ、就職先を選ぶ時にはいろいろな職場を見ることをオススメします。そうすれば、自分がどんな風に働いてどういう看護師になりたいのかが徐々に見えてくるのではないかと思います。

看護師は、患者さんの命と心を支えることができるやりがいのある仕事です。ぜひみなさんもチャレンジしてください。

Sさん

卒業学校:
埼玉県立大学 保健医療福祉学部看護学科卒業
勤務先:
クリニック/75床/人工透析
勤務形態:
常勤(日勤)

Sさんのある一日

09:00
出勤
血液透析器の設定。薬の設定などを準備。 透析を開始する前に何度もチェックを行う。
09:10
患者さんたちが透析を開始
常時20人くらいの患者さんが透析を行っている。 患者さんに体調などを聞く。
12:00
ランチ休憩
1回の透析は3~4時間くらい。午前の透析が 13時くらいに終わるため、それまでにランチ休憩を取る。
13:00
午前の透析が終わり、午後の患者さんの対応
血液透析器の設定。お薬の設定などを準備。 透析を開始する前に3回チェックを行う。
17:00
帰宅
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