看護師のリアルインタビューvol.3 一般病院・一般病棟|看護師の転職や求人など、看護師の募集ならナースフル


現場で活躍するセンパイを直撃!看護師のリアルインタビュー Vol.3(一般病院・病棟勤務)

リフォーム会社の営業からの転身。患者さんの今を支えるのがやりがいです。

齋藤 宏仁さん(36歳・正看護師歴3年6カ月)

(きっかけは?)(学校選びは?)看護師になるまで

介護職への転職後、ステップアップしたくて

大学卒業後、住宅リフォーム会社に営業として就職。しかし働いてみると、自分がやってみたい仕事とイメージが違いました。就職前にはそれほど仕事の中身を重視していませんでした。でも自分はもっと“人との距離が近い仕事に就きたい”と思うようになったのです。それに、休みが少なくこのままだと身体を壊してしまいそうだったこともあり、半年で退職。

仕事が長続きしなかったことに落ち込んでいると、ホームヘルパーの仕事をしていた母が「お年寄りのことも好きだし、介護の仕事をしてみたら?」と薦めてくれました。

そこですぐに特別養護老人ホームに入職。おむつ交換や入浴の介助など、想像以上に大変なこともありましたが、仕事に慣れてくると経験豊かなお年寄りと話をするのが楽しくなりました。
そうして5年半経ち、30歳を目前にした時に“ステップアップしたい”という気持ちから、病院へ転職。看護助手の仕事に就きました。実際に働き始めると、資格がないために看護師のアシスタント業務になる。そこで「もっと直接患者さんと関わりたい」と一念発起。
28歳の時に当時勤めていた病院の系列の看護学校に進学しました。土日は介護のアルバイト、平日は学校で勉強と、休みなしのハードな日々を乗り越えて、2011年3月に看護学校を卒業し、看護師の資格を取得しました。

(仕事内容は?)(やりがいは?)看護師になってから

患者さんの本音が聞けた時がうれしい

内科専門の病院では、病棟を担当しています。看護師の仕事は、朝から晩まで患者さんのお世話やカルテへの記録などを中心に、おむつの交換や口腔内をキレイにするなどの患者さんが快適に過ごすための“補清”も大事です。基本的に一日中気の抜けないことばかりですね。私は看護師として働く時に『患者さんとしっかりと向き合い、その人の声を大切に受け止めること』という看護観を大切にしています。私の病院は内科の専門病院ということもあり、急患が少ないため、患者さんとしっかりとコミュニケーションが取れるので、それがやりがいにつながっています。毎日のたわいもないような会話の中で「話をするだけで気が楽になる」などと患者さんの本音が聞けた時には“この仕事に就いて良かった”と思えます。だから、患者さんが話しかけやすいようになるべく忙しそうな姿は見せないように日々努力をしています。

現在の勤務時間は9時~17時。通常の日は基本的に残業はありません。私は月に3~4日の夜勤があるのですが、妻も同じ看護師で、家事や育児を分担しながら生活しているので「助かる」と喜んでくれています。

その人がイキイキと過ごせる瞬間を支える仕事

この仕事でやりがいを感じるのは、病気だった患者さんが回復して退院していく日です。元気のなかった患者さんが笑顔になって「ありがとう」と声を掛けられる時の喜びはひとしおです。

ある時、がんを患った80代の患者さんとの距離が縮まり、お互いの住まいが近かったため、「一緒に釣りに行こう!」と誘われました。今はその方は残念ながら亡くなってしまいましたが、笑顔で語りかけてくれる姿は脳裏に焼きついています。その方から「これ、もらってくれる?」といただいた釣り竿は今でも私にとって大切な宝物です。

この仕事では、時には死とも向き合わないといけないこともあります。でも、この仕事だからこそ、患者さんがイキイキと過ごすためのお手伝いができる。これはほかではなかなか感じられない喜びではないでしょうか。親身に看護をして、患者さんとの絆が生まれた時には心からこの仕事に就いて良かったと感じます。今後はもっと患者さんの精神的な支えになる看護師を目指したいです。

(心掛けることは?)(アドバイスは?)看護師になるなら

自分の性格に合った 職場を見極めることが大事

看護師は人を支えることができるやりがいのある仕事。ただ職場によって、仕事の仕方はさまざまです。

例えば、私が専門学校を出たばかりの時に勤務した病院では、急患の患者さんも多く、毎日が忙しくて一人ひとりとゆっくりと向き合う時間が少ないと感じていました。

もちろんバリバリ働きたいという人なら、そういう病院のほうが向いているでしょう。私の場合は、もともと介護の仕事から看護師の仕事に興味を持ったので、一人ひとりと向き合える時間があるほうがいいと思い、現在の職場を選びました。転職してから雑談にお付き合いできる時間も増え、患者さんのより細かな変化を見逃さないようになりました。

それに残業もなく、定時に仕事が終わるので妻が夜勤の時にはスーパーで買い物をして、夕食を準備して子どもの世話をすることもできる。自分のライフスタイルや看護観に合った職場を見つけることができて今、本当に幸せです。

だから職場を選ぶ時には、勤務形態や病院の特徴などをしっかりと確認してから決めてください。

齋藤 宏仁さん

卒業学校:
奥羽大学 文学部卒、上尾中央看護専門学校卒
勤務先:
一般病院/97床/内科病棟
勤務形態:
常勤(2交代制/月3~4日夜勤あり)

齋藤さんのある一日

09:00
申し送り
患者さんの様子についてチームのリーダーから情報共有。
10:00
患者さんのお世話をする
おむつの交換、腔内をブラッシングするなど、“補清”と呼ばれる作業を行う。
11:00
食事のための準備を開始
経管栄養と呼ばれる、管を通して栄養分を届けるための器具の準備を行う。
12:00
ランチ休憩
患者さんの食事の介助を終えたら、自分たちも1時間の休憩を取る。
13:00
おむつ交換からバイタルなど
午後に入り、再びおむつの交換。バイタルを測ったりする作業も。
15:00
記録をつける
患者さんの様子についての記録をつける。
17:00
帰宅
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