准看護師のリアルインタビュー 療養病院・療養病棟|看護師の転職や求人など、看護師の募集ならナースフル


現場で活躍するセンパイを直撃!准看護師のリアルインタビュー (療養病院・療養病棟)

患者さんの気持ちに寄り添い看護をしたことで「ありがとう」と言われる瞬間が一番うれしい。

K.Nさん(36歳・准看護師歴13年3カ月)

(きっかけは?)(学校選びは?)准看護師になるまで

老人ホームのボランティアで看護の仕事に興味を持った

もともと人のお世話をするのが好きでした。高校時代に老人ホームのボランティアに参加して、高齢者の方たちのお世話をする人の姿がイキイキしているのを見て「人の役に立てるような仕事に就きたい」と思うように。叔母が看護師だったこともあり、身近な仕事と感じていたことも選んだ理由の1つでした。

私の家は兄弟が多くて経済的なゆとりもなかったので、看護助手の仕事をしながら2年制の准看護養成所に通うことにしました。

学校は就職した病院が所属する医師会のところで、週3日は学校に通い、週3日は病院で仕事をしながら、時には夜勤をするこことも。病院では、あくまで看護師助手の仕事ですが、学校で習ったことをすぐに仕事をしながら覚えていけるので即戦力がつくのが良かったですね。週1日だけお休みでしたが、今当時を振り返ってみても充実した日々でした。

確かに時間だけを見れば大変そうに思えますが、病院が学業との両立を十分に配慮してくれるところだったので、ゆとりを持って勉強することができたと思います。そして2年間の学校生活の後、准看護師として地元で看護助手をしていた病院とは別のところで働くことになりました。

(仕事内容は?)(やりがいは?)准看護師になってから

痰の吸引、歯磨きなど患者さんのお世話に従事

昨年から現在の慢性期療養型の病院で働いています。病状は比較的安定しているけれど、長期療養が必要な患者さんが多い病院です。そこで私は、6つある療養病棟のなかの1つに勤務しています。看護部長や病棟看護師長、主任などの指示を受けながら、患者さんの看護の仕事に従事しています。

合併症の防止をするために痰の吸引をするのが主な仕事で、ほかにも入浴の介助や歯磨きなどをして、患者さんの身体を清潔に保つようにしていました。それに患者さんの状態を記録していく仕事も重要な業務で、投薬した薬、様子などを逐一記録していきます。転職して3~4カ月間は試用期間でしたが、それが過ぎて今はひとり立ちをさせていただいています。実際に看護師さんとの仕事の違いはほとんどありません。

仕事と家庭の両立ができ、正看護師の勉強も再開

この仕事では患者さんとの信頼関係が何よりも大事。ある時、80代の女性患者さんの家族から「一般病棟から療養病棟へ移ると、スタッフ数が減るので十分な看護をしてもらえないんじゃないか」と言われたことがありました。病状が安定したら、療養病棟の方が費用も抑えられるというメリットもあります。でも、そういうことからも不安を持っておられるようでした。医師は「十分なケアをさせていただきますので安心してください」と説明。了承してもらったので、その患者さんは療養病棟に移ることになりましたが、不安そうだったので私は「しっかりと看護します」と笑顔で対応。そして半年後、ある日、家族の方が私の方に駆け寄ってきました。「病棟を移ったけど、十分な看護を受けることができて良かったです」とうれしそうにお礼を言っていただいた時に“認めてもらえた”と思えてうれしかったです。

回復を見守り続けて退院時、患者さんの後ろ姿を見ていると、この仕事に就いて本当に良かったと思います。

(心掛けることは?)(アドバイスは?)准看護師になるなら

ライフスタイルに合っているかも要チェック

女性の場合、結婚や出産などでライフスタイルが大きく変わることもあります。私も結婚するまでは、仕事を中心に生活が回っていて、定時で仕事が終わるかどうかについて、考えたこともありませんでした。

でも実際に結婚すると、仕事と家庭の両立は、残業があるとなかなか難しいというのが実情です。それぞれで両立のやり方に違いはあると思いますが、ライフスタイルが変化するときに続けられる勤務態勢かどうかも職場選びの時には重視した方がいいと思います。私にとって准看護師の仕事は、自己成長のためには欠かせないもの。それに生活のためにも必要なものです。年齢を重ねていっても、身体が動く限り仕事を続けていきたい。そう思えるほど、やりがいのある仕事です。ただ、看護師の資格がないと医療従事者への指示ができないなど、キャリアアップできないところがネックではないかと思います。それに給与にも差があるので、いずれは看護師になりたいと思い、現在通信教育を受けています。准看護師は看護師になるまでの通過点だと思っています。

看護の仕事はがんばればがんばった分、身になる仕事です。心が折れそうになるときもあるかもしれませんが、決して途中で諦めることなく続けていれば、報われるときが来ると信じてがんばってください!

Kさん

卒業学校:
水戸医師看護学院卒
勤務先:
長期療養型病床群病院/320床/療養病棟
勤務形態:
常勤(2交代制/月5回夜勤あり)

Kさんのある一日

09:00
朝礼
患者さんの状態について申し送りをする朝礼を実施。 その後、体温や脈をはかったり、点滴やおむつ交換をしたりと、 チームリーダーをサポート。
11:00
食事のための準備を開始
経管栄養と呼ばれる自分で食事ができない人のために 準備を行う。
12:00
ランチ休憩
1日の勤務時間が7時間の人は休憩が45分。8時間の人は 60分の休憩をとる。
12:45
おむつ交換や腔内洗浄など
患者さんのおむつ交換、痰の吸引、腔内洗浄などを行う。
16:45
記録をつけて帰宅
患者さんの様子についての記録をつけて帰宅。
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