助産師のリアルインタビュー 一般病院・一般病棟|看護師の転職や求人など、看護師の募集ならナースフル


現場で活躍するセンパイを直撃!助産師のリアルインタビュー (一般病院・一般病棟)

妊婦や母親に寄り添うことで、多くの感動と出会える毎日です。

鈴木 瞳さん(32歳・看護師歴9年6ヵ月)

(きっかけは?)(学校選びは?)助産師になるまで

看護大学での実習がきっかけで、助産師の道を目指すことに

子どもの頃から看護師に憧れていて、高校卒業後は看護大学に進学。看護師への道を、まっすぐに進んでいました。そんな私が助産師という仕事に惹かれたのは、看護実習で産科を訪れたのがきっかけ。命の誕生に携わる仕事を間近で見て、そのすごさに圧倒されてしまったのです。

当時通っていた大学で助産師の資格を取得することもできたのですが、すでに私は4年生。助産師を目指すには、もう遅すぎました。そこで、大学卒業後に助産師になるための学校に入り直すことにしたのです。看護師の国家試験と受験時期が重なるのを避けるため、受験する助産師学校は受験日ができるだけ早いところに限定。スケジュールを上手にやりくりした結果、看護師の国家試験と助産師学校の両方に合格することができました。

私が学んだ助産師学校の同級生は10人だけ。先生の目が教室全体に行き届くので、一人ひとり丁寧に教えてもらうことができました。入学して実感したのですが、少人数制で学べたのはスキルを身につけるうえで大きなメリットだったと思います。卒業後は、学校系列の病院に入職。実習先だった病院なので顔なじみが多く、病院の雰囲気もある程度わかっていました。なので、安心して助産師としてのキャリアをスタートさせることができたのです。

(仕事内容は?)(やりがいは?)助産師になってから

出産に立ち会い、赤ちゃんを取り上げることだけが仕事ではない

学校系列の病院に、3年間勤務。その後、大学病院で5年間の経験を積み、現在は総合病院の産婦人科で働いています。助産師の仕事は、「出産に立ち会って、赤ちゃんを取り上げること」だと思っている人が多いでしょう。けれども実際は、それだけではありません。妊婦の健康管理や母親の心のケア、出産後の授乳指導、新生児のケアなど、出産から育児に関することまで幅広い仕事があるのです。

私の病院には、18人の助産師が在籍。「妊婦・母親担当」「分娩担当」「ベビー担当」と役割が分かれており、日勤の助産師6人がローテーションでそれぞれの仕事に取り組んでいます。「分娩担当」の場合、多い日には1日3回ほど出産に立ち会うこともあるんですよ。

命が誕生する瞬間に深く関われることが一番のよろこび

新たな命が生まれる瞬間に、立ち会えること。それこそが、助産師という仕事の醍醐味です。新しい家族を迎える瞬間を、そして新しい家族との生活の第一歩を、母親に寄り添いながら支えていくのが私たちの使命。それだけに日々、大きなやりがいを実感できています。

この仕事をしていて一番うれしかったのは、私が働いているからという理由で、ある女性が当院で出産してくれたこと。実は5~6年ほど前に、その方の出産を担当したことがあったのです。当時のことを覚えていてくださっていて、「次の子どもが産まれるから」と以前とは別の病院に勤務している私を訪ねてきてくれて。人からそこまで頼りにされる仕事なんだと、感動したのを覚えています。また、退院された後にお子さんの写真と一緒にお礼の手紙をいただく機会も多いんですよ。

(心掛けることは?)(アドバイスは?)助産師になるなら

助産師のスキルと同じくらい必要なのは、きめ細やかな気遣い

私たちが立ち会うのは、何も幸せな瞬間ばかりとは限りません。ハイリスクの出産になることや、ときには死産に至ってしまうケースもあるのです。いい意味でも悪い意味でも、感情が大きく揺さぶられてしまうことが本当に多い。ですから助産師として活躍していくためには、どんな状況でもプロの仕事をまっとうできる強い心が必要になってくるでしょう。

この仕事に向いているのは、相手の立場で物事を考え、きめ細やかな気遣いができる人。たとえば、妊婦さんに「かぶれにくいテープが欲しい」と言われ、私の後輩はお肌のかぶれがより少ないものをと、数種類のテープを用意していました。スキルは未熟であっても、そういう人は多くの方から信頼を獲得できる。助産師はスキルだけではなく、高い人間力が求められる仕事だと思っています。

助産師としてデビューする際は、助産院ではなく総合病院に勤務することがおすすめ。あくまで私の経験による実感値ですが、総合病院は帝王切開をはじめさまざまな出産に対応していますし、他科との連携などを通じて幅広い知識やスキルを身につけることができます。まずは総合病院でしっかり仕事のイロハを学び、その後いろいろな現場を経験するといいでしょう。

鈴木 瞳さん

卒業学校:
聖母女子短期大学卒
勤務先:
総合病院/389床/産婦人科
勤務形態:
常勤(2交代制/月4日夜勤あり)

鈴木さんのある一日

09:00
妊婦さんの検温
一人ひとりの妊婦さんの部屋を訪れ、 健康状態をチェックしていく。
10:00
診察のサポート
体調が悪い妊婦さんや退院する母親の 診察に立ち合う。
12:00
ランチ休憩
分娩が急に進行して母体の容態が急変した際などは、 時間がずれ込むこともある。
12:45
母親への育児指導
授乳の仕方をはじめ、家庭に戻る母親に 育児についての指導を行う。
15:00
記録をつけて帰宅
「分娩担当」「ベビー担当」のサポート お産に必要な機材のセッティングや赤ちゃんの 授乳など、状況に応じて仲間の仕事を手伝う。
17:15
お仕事終了
夜勤の助産師に申し送りをして、 その日のお仕事は終了。
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