現在21領域にわたって活躍する認定看護師の資格一覧|看護師の転職や求人ならナースフル


認定看護師の分野やその内容について具体的にはわからない、という人も多いはず。自分のキャリアプランと照らし合わせて、今後どの分野を深堀してみたいかなど考えながら見てみるのもよいでしょう。

認定看護師の種類は?

認定看護師の分野は全部で21種(2016年7月現在)。活躍する場面も大きく違ってきます。各分野の詳しい内容や、すでに活躍している看護師さんたちのインタビューを、自分のキャリアの参考にしてみてはいかがでしょうか。

認定分野

資格名
(2016年7月時点の人数)
どんな資格? 各分野の認定ナースへインタビュー
救急看護
(1,115人)
救急医療の現場で勇躍するエマージェンシー・ナース
救急外来等で患者の病態に応じて迅速な救命技術を提供するほか、不安な状態にある患者家族への早期ケアや院内トリアージを実施することも期待されます。災害発生時の急性期医療の担い手としても活躍しています。

少ない情報から迅速に優先順位をつける
皮膚・排泄ケア
(2,303人)
創傷・ストーマ・失禁(WOC)ケアで幅広い活躍が可能
褥瘡等の創傷管理、ストーマや失禁等の排泄管理、スキンケアに関して、専門的なケアを行います。看護師が主体的に動き目に見える成果を挙げられる領域です。患者・家族による自己管理・セルフケアの支援も重要です。

院内の褥瘡対策を適正化
集中ケア
(1,113人)
重症患者の生命の危機を救うICUエキスパート
ICU等で生命の危機にさらされた患者の病態変化を予測して重篤化の予防ケアを行うほか、二次的合併症(廃用症候群等)の予防および回復のため早期リハビリテーション介入(体位調整や摂食嚥下訓練等)を担います。

根拠のあるケアを浸透させたい
緩和ケア
(2,038人)
患者の痛みや苦しみに手を差し伸べる
疼痛、呼吸困難、全身倦怠感、浮腫等の苦痛症状を緩和するケアを行います。終末期に限らず、の早期介入が重視されるようになってきています。患者家族に対する喪失と悲嘆のケアも重要です。

病を抱える気持ちに寄り添う
がん化学療法看護
(1,463人)
抗がん剤の作用・副作用を看護の視点で管理
強力な薬剤である抗がん剤の安全な取り扱いと適切な投与管理に関する専門家です。化学療法による副作用症状(悪心、脱毛、倦怠感等)の緩和やセルフケア支援も、看護師としての専門性が大いに発揮されるところです。

根拠を伝えることで周囲の協力を
がん性疼痛看護
(776人)
がん+疼痛の二重苦から患者を救う
オピオイド鎮痛薬の適切な投与管理、疼痛緩和ケア等の介入を行います。看護師の立場から、医師や薬剤師と連携を図ることも重要です。がん性疼痛にフォーカスしている点に、緩和ケア認定看護師との違いがあります。

用法・用量どおりだけではない調整も必要
感染管理
(2,560人)
見えない敵を相手にインフェクション・コントロール
感染管理のエビデンスを理解したうえで、適切な感染予防策・感染発生後の対策を主導します。院内の状況を把握するためサーベイランスを実施したり、感染対策マニュアルの整備等でも主体的な役割が求められます。

病院外の業務も増え、視野が拡大
糖尿病看護
(823人)
患者の生活全体にかかわる糖尿病ケアを実践
糖尿病患者の血糖管理のため、外来での療養生活指導を行います。院内では他疾患の合併症として糖尿病を患う患者が多いため、病棟の枠を超えた活動も必要です。また、糖尿病足病変に対するフットケアも実施します。

看護の引き出しが増える喜び
不妊症看護
(162人)
デリケートな問題で患者とともに歩む
不妊症外来等で生殖医療を受けるカップルへの情報提供および自己決定の支援を行います。不妊症治療後のハイリスク出産における精神的ケアも提供します。「生」と「性」という繊細な問題を扱うエキスパートです。

女性の一生にかかわりたい
新生児集中ケア
(380人)
ハイリスク新生児を両親のもとへ届けるNICUエキスパート
NICU等でハイリスク新生児の病態変化を予測して重篤化の予防ケアを行うほか、その新生児の生理学的安定と発育促進のためのケアを担います。両親を視野に入れた親子関係形成の支援(母乳育児支援等)も重要です。

個別性の高いディベロップメンタルケアを
透析看護
(225人)
生涯にわたる透析治療を安全・安楽に
腎不全に対する透析治療の安全・安楽な管理を担うエキスパートです。慢性腎臓病による透析であれば、患者の生涯にわたって行うことになるため、長期療養生活におけるセルフケア支援および自己決定の支援も重要です。

透析患者の思いを深く引き出し寄り添う
手術看護
(472人)
緊迫の手術室でベストを尽くすオペ・ナース
手術室内で患者の侵襲を最小限に抑え、二次的合併症を予防するための安全管理(体温・体位管理、手術機材・機器の適切な管理等)を行います。また、周手術期(術前・中・後)における継続看護を主体的に担います。

多職種の調整をはかり環境整備に取り組む
訪問看護
(560人)
究極の現場主義!出張ケアのエキスパート
主に訪問看護ステーションに所属し、在宅療養者の個別的なケースに応じてケアを行うとともに、その主体性を尊重したセルフケア支援を担います。1人で施設外に出向き仕事ができる、臨機応変な対応力が求められます。

家族が長年培ってきたやり方を尊重
乳がん看護
(316人)
女性や母性を乳がんから守る
主に外来で集学的治療を受ける乳がん患者のセルフケアや自己決定を支援します。また、乳房を温存できなかった場合のボディイメージの変容に対する心理的サポートや社会復帰支援などにも重要な役割を果たします。

患者さんがよりよく過ごせる環境づくりを
摂食・嚥下障害看護
(671人)
「食べることは生きること」を支える
患者の摂食・嚥下機能を評価したうえで、適切な摂食・嚥下訓練を提供し、誤嚥性肺炎、窒息、栄養低下、脱水等の予防に努めます。口腔がんのリハビリテーションやNSTチームの主要な担い手としても活躍しています。

的確なアセスメントで経口摂取へ
小児救急看護
(252人)
小児救急の現場で小さな命を救うエマージェンシー・ナース
救急外来等で患児の病態に応じて迅速な救命技術を提供するほか、不安な状態にある患児の家族への早期ケアや院内トリアージを実施することも期待されます。育児不安や虐待への対応、児や親の権利擁護も重要です。

地域連携の橋渡し役として育児支援を
認知症看護
(810人)
独自の専門性を必要とする認知症ケアをきわめる
認知症の各段階に応じた療養環境の調整およびケア体制の構築を主導します。認知症による行動・心理症状(BPSD)の緩和・予防は特に重要です。訪問看護ステーションや介護施設を含め、幅広いニーズがあります。

認知症の方にも言いたいことがある
脳卒中リハビリテーション看護
(640人)
突然の脳卒中から社会復帰へいざなう
脳卒中患者に対して重篤化の予防ケアを行うほか、社会復帰を目指した脳卒中リハビリテーションを早期から提供します。生活再構築のため、病期に応じた機能回復支援や社会資源に関する情報提供も重要です。

異なる視点を知り看護観が明確に
がん放射線療法看護
(224人)
医療用放射線の作用・副作用を看護の視点で管理
がん放射線治療のため安全・安楽な環境を整備するとともに、放射線による副作用症状(急性障害、晩期障害)の緩和やセルフケア支援を行います。特に化学療法等との併用では、関係医療者との連絡・調整も重要です。

放射線療法が完遂できるよう支援
慢性呼吸器疾患看護
(244人)
ADLを損なう慢性呼吸器疾患とともに生きる患者を支える
慢性呼吸器疾患患者の呼吸機能評価や呼吸管理を行うとともに、呼吸困難症状の緩和、社会復帰のためADL拡大を目指す呼吸リハビリテーション、急性増悪の予防、セルフケア能力向上のための指導を担います。

患者を尊重したケアを構築したい
慢性心不全看護
(296人)
心臓に慢性的な不安を抱える患者のケアに尽くす
慢性心不全患者の心不全増悪因子を評価・モニタリングしたうえで、身体機能の回復促進、心不全増悪の回避・予防のためのケアを行うほか、患者の生活調整を支援し、自己管理能力を高めるための指導を担います。

急性期の先に続く患者さんの人生

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