ナオコに聞く看護師転職成功塾

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日勤のみで給与水準が高いことがメリット!美容クリニックでの看護師の仕事内容と求人まとめ

こんにちは!
医療系キャリアアドバイザー、伊集院ナオコです。

突然ですが、看護師のあなたは「夜勤が多くて大変だな・・・」と思っていませんか?
また、不規則な生活で肌が荒れていないでしょうか?

実は、そんな看護師ならではの悩みを同時に解決できる勤務先があるんです!
それは、「美容クリニック」です。

美容クリニックで働く看護師は、日勤のみで夜勤がありません。
また、社員割引などの割安な価格で、美容医療を受けられることが多いんです!

こうした理由から、美容クリニックは、美容に関心の高い看護師からとても人気があります。

そう聞くと、「美容クリニックに転職してもいいかも」と思うかもしれませんが、実はひとつ注意点があるんです。

それは、“毎月●万円の申し込みを獲得する”などの「営業ノルマ」が課せられるクリニックがあることです。
その営業ノルマが重いと、職員の気持ちに余裕がなく雰囲気が悪かったり、ノルマが達成できなくて昇給が遅れたりすることがあります。

そのため、転職先を選ぶときは、営業ノルマの有無を確認しておきましょう。

ただ、営業ノルマについては求人情報に明記されていないことがあり、調べられないケースがあります。
この記事では、営業ノルマの確認方法についても紹介していきますね。

というわけで、今回は美容クリニックで働くメリット・デメリットや、仕事内容、求人の探し方についてお伝えします。

それでは、まいりますっ!

美容クリニックで働く4つのメリット

美容クリニックで働くメリットは、以下の4つです。

看護師が美容クリニックで働くメリット


  1. 日勤のみ、残業少なめ
  2. 給与水準が高く、インセンティブがあることも
  3. 社員割引価格でキレイになれる!
  4. ビジネスマナーや接客スキルが身につく

それぞれについて、詳しくお話しします。

【美容クリニックで働くメリット】
1.日勤のみ、残業少なめ

日勤のみ、残業少なめ

美容クリニックのほとんどは入院施設がないので、看護師は日勤のみの勤務です。
そして、土日祝日などの忙しい日を除けば残業がほとんどないので、病院勤務と比較すると体力的な負担が少ないんです。
そのため、プライベートを充実させることができます。

また、美容クリニックは駅近などの便利な立地にあることが多いので、病院勤務よりも通勤時間が短くなる可能性があります。
通勤時間が短ければ、その分自由な時間が増えるので、ちょっとうれしいですよね。

【美容クリニックで働くメリット】
2.給与水準が高く、インセンティブがあることも

給料水準が高くインセンティブがあることも

美容クリニックは、月給30万円を超える“高給与の求人”の数が多いです。
看護師転職サイトのナースフルに掲載されている美容クリニック求人のうち、月給30万円を超える高給与の求人が30%を超えるのに対して、日勤のみの一般病棟・外来の場合は20%以上ほどしかありません。(2016年7月現在)

それにしても、なぜ美容クリニックは病院よりも給与が高いんでしょうか?
その秘密は、以下の3つの理由があるためです。


  • 美容クリニックがおこなう「美容医療」は健康保険が適用されないことが多く、自由に料金を設定できる「自由診療」であるため
  • 評判のいいクリニックは、高い料金設定をしてもお客様がくるため、利益率が高い
  • 利益が多いので、従業員の給料水準が高くなる傾向がある

美容クリニックが給与水準が高い理由は、「自由診療」がポイントだったんですね。

また、「インセンティブ制度(報奨金制度)を設けているクリニックは、さらに給与水準が高い傾向があります。

インセンティブ制度とは、看護師がお客様に施術をオススメして契約してもらえた場合、契約件数に応じて、給料にインセンティブ(報奨金)が上乗せされる仕組みです。

営業活動が得意な看護師は、このインセンティブを多くもらえるため、日勤のみで年収約600万円を稼いでいたりするんです・・・!

【美容クリニックで働くメリット】
3.社員割引価格でキレイになれる!

社員割引価格でキレイになれる

美容クリニックでしか得られないメリットは、脱毛や美容点滴、ヒアルロン酸注入などの施術が、社員割引で利用できることです。
社員割引の有無や割引率は、クリニックによって違いがありますので確認してみましょう。

【美容クリニックで働くメリット】
4.ビジネスマナーや接客スキルが身につく

接客スキルが身につく

病院の看護師は“患者さん”に接していますが、美容クリニックの看護師は“お客様”と接することになります。
そのため、美容クリニックで働くと、接客スキルやビジネスマナーを学ぶことができるんです。


このように、美容クリニックで働くことは、“いいことづくし”のように思えますが、もちろん、いいことだけの職場は存在しません。
転職してから「こんなはずじゃなかった・・・」と思わないですむように、デメリットについても、きちんと知っておきましょう。

というわけで、次に“美容クリニックで働くデメリット”についてお話しします。

美容クリニックで働く4つのデメリット

美容クリニックで働くデメリットは、以下の4つです。


  1. 営業ノルマやクレーム対応などの接客業務が大変
  2. 医療スキルが低下してしまう恐れがある
  3. 土日祝日は休めないことが多い
  4. 給料が変動する可能性がある

それぞれについて、詳しくお話しします。

【美容クリニックのデメリット】
1.営業ノルマやクレーム対応などの接客業務が大変

先ほどお話ししたように、勤務先によっては、営業ノルマが課せられることがあります。
しかし、営業を経験している看護師はほとんどいないので、営業トークをしたり、クレーム対応をしたりすることに苦手意識を感じる人が多いんです。

また、営業ノルマが重い場合は、気持ちの余裕がなくなったり、競争意識が悪いほうに働いて足を引っ張り合ってしまったりすることがあります・・・。

そのため、美容クリニックへの転職を考えている場合は、営業ノルマの有無や、職場の雰囲気をしっかりと確認することをオススメします。
確認方法については、この記事の最後に詳しくお話ししますね。

【美容クリニックのデメリット】
2.医療スキルが低下してしまう恐れがある

美容クリニックでおこなう美容医療は、一般病院でおこなわれる医療行為とは大きく違います。
そのため、美容クリニックに勤務していると、病院で必要とされる医療知識や医療処置スキルが低下してしまう可能性があるんです。
なかには、スキルの低下に不安を感じて、美容クリニックを辞めてしまう人もいます。

また、美容クリニックでの勤務年数は、臨床経験としてカウントされないことがあるので、いずれは病院に戻ろうと考えている人は、美容クリニックへの転職を慎重に検討したほうがいいでしょう。

【美容クリニックのデメリット】
3.土日祝日は休めないことが多い

土日が休めるかの確認

美容クリニックのお客様は、休日に美容施術を受けることが多いので、美容クリニックが忙しいのは土日祝日です。
そのため、美容クリニックに勤めると、土日祝日は休めないことが多いんです。

【美容クリニックのデメリット】
4.給料が変動する可能性がある

インセンティブが支給される場合、その金額は成績によって変動しますので、毎月の給料が変動します。
また、一般企業と同じように、ボーナスはクリニックの売上に左右されるので、毎年同じ額のボーナスがもらえるとは限りません。

そのため、美容クリニックに転職するときは、業績をチェックしておくといいでしょう。


このように、美容クリニックならではの働き方が、デメリットにも影響しているんですね。

では、美容クリニックの看護師は、具体的にどんな仕事をするのでしょうか?
次に、看護師の仕事内容について解説していきます!

美容クリニックの看護師は、接客から医療補助まで幅広い仕事を担当

美容クリニックで働く看護師は、以下のような幅広い仕事を担当します。


  1. 受付や電話応対
  2. カウンセリング
  3. 注射やオペ介助などの医療補助
  4. 滅菌業務や院内清掃などの雑務

勤務先によって仕事内容の違いはありますが、ここでは主な仕事内容について紹介しておきますね。

【美容クリニックでの仕事内容】
1.受付や電話応対

フロントや受付などで、お客様の受付や電話応対をおこないます。
小さな個人クリニックで看護師が受付や会計を兼任しているように、規模が小さい美容クリニックでは、看護師が受付や電話対応を担当しているんです。
ときには、受付や電話でクレーム対応をすることもあります。

【美容クリニックでの仕事内容】
2.カウンセリング

カウンセリングをするナース

大手のクリニックでは、カウンセリングは専門カウンセラーが担当することが多いですが、小規模なクリニックの場合は、看護師がカウンセリング業務を担当することがあります。

カウンセリングでは、お客様の悩みやコンプレックスに関する相談に乗り、最善の医療施術を提案していきます。
その際、営業トークを交えながらオススメの施術を紹介していくんです。

【美容クリニックでの仕事内容】
3.注射やオペ介助などの医療補助

美容クリニックの看護師は、注射や点滴をはじめ、脱毛などのレーザー照射や美容整形のオペ介助をおこないます。
美容医療では、病院にはない器具を使うので、入社して数カ月は覚えることが多いかもしれません。

ですが、美容医療について学べるので、美容に興味がある人にとっては趣味と実益を兼ねて働くことができるといえます。

【美容クリニックでの仕事内容】
4.滅菌業務や院内清掃などの雑務

勤務先によっては、オペや医療施術に使う器具の滅菌や、クリニック内の掃除やタオルの洗濯などを看護師が担当します。
また、SNSやブログの更新、広告会社との打ち合わせなどの、広報のような仕事を任されることもあるんです。


このように、美容クリニックの看護師の仕事は、接客から医療補助まで幅広い仕事を経験できるんですね。

ちなみに、美容クリニックへの転職を考えている看護師から、こんな質問を受けることがあります。
それは、「美容クリニックは美人しか採用されないんですよね?」という質問です。

2人並んだ看護師

美容クリニックには、美意識の高いお客様が多いので、そういったイメージをもつ人が多いようです。
ただ、実際は美容に興味があり、美意識の高いお客様の気持ちがわかることが大切なんです!

美容医療に関心がある人は、積極的にチャレンジしてみて下さいね。


美容クリニックの仕事内容については、理解していただけましたか?

実は、美容クリニックで働くことを検討する場合、知っておいていただきたいことがあるんです。
それは、“美容クリニックの種類”です。

美容クリニックには「美容整形外科」「美容皮膚科」の2種類があり、それぞれ、応募資格や給料水準、営業ノルマに特徴があります。
(美容整形外科と美容皮膚科の両方をそなえたクリニックもあります)

というわけで、続いては、美容整形外科と美容皮膚科の特徴や、働き方の違いについて紹介していきます。

美容整形外科と美容皮膚科の働き方の違いを知っておこう

「美容整形外科」「美容皮膚科」の違いは、以下の通りです。


●美容整形外科
美容整形外科は、“形成外科の医療技術を応用した外科手術”によって、目を二重にしたり鼻を高くしたりする施術をおこないます。
●美容皮膚科
美容皮膚科は、“メスを使わない医療技術”によって、ニキビ治療やシミ除去などをおこない、肌に関する悩みを解決します。

大きな違いは、美容整形外科ではオペがあるため、お客様が支払う金額が高い傾向があることです。
その点が、看護師の働き方や必要なスキルにも影響しています。

では、それぞれの違いについて、確認していきましょう。


●美容整形外科で働く場合の特徴

  • 「オペ介助」の業務があるため、外科や手術室の経験者が優遇される
  • “営業ノルマがあるクリニックが多い”ため、給与水準が高い
  • 残業が多く、オペが大型連休に集中するため、休みがとりにくい

●美容皮膚科で働く場合の特徴

  • 必要なスキルは、点滴や注射などの基本スキルのみ
  • “営業ノルマがあるクリニックは少ない”ため、美容整形外科より給与水準が低い
  • 残業が少ない傾向がある

それぞれについて、詳しくお話ししますね。

美容整形外科は業務がハードな分、給与水準が高い

美容整形外科は、美容皮膚科よりも給与水準が高い傾向があります。

インセンティブ制度を設けているクリニックが多いことも一因ですが、給与水準が高い理由はもうひとつあるんです。

それは、美容整形外科では「オペ介助」の業務があるので、求められる医療スキルが高く、基本給も高い傾向があることです。

そして、美容整形外科への転職では、全身麻酔や心電図の知識が必要になることがあるため、外科やオペ室経験者が優遇されます。

美容整形外科の特徴としては、長期連休を利用して整形手術を受けるお客様が多いので、ゴールデンウィークやお盆休み、年末年始などが忙しいんです。
そのため、長期連休は休みが取りづらく、残業も多くなりがちです。

また、勤務スタイルは基本的に日勤のみですが、骨を削るなどの大掛かりな手術をおこなうクリニックでは入院施設をもっていることが多く、夜勤が発生することもあります。

以上のことから、美容整形外科は美容皮膚科と比較すると、仕事内容がややハードです。
そのため、ハードでも高年収を目指したい看護師さんにオススメの職場といえるでしょう。

美容皮膚科は営業ノルマがない傾向があり、ゆったりと働ける

美容皮膚科が、美容整形外科と比べると給料が低いのは、営業ノルマがあるクリニックが少ないからです。
とくに保険診療をおこなっているクリニックは、営業ノルマがないケースが多いんです。

また、応募資格としては、点滴や注射などの基本スキルがあればOKです。
そのため、美容医療を学びながら、落ち着いて働きたい看護師さんにオススメの職場です。


同じ美容クリニックでも、働き方に違いがあることはわかりましたか?
仕事に求めるものは人それぞれなので、自分に合った勤務先を選びたいですよね。

というわけで、最後に“美容クリニックの求人の探し方のポイント”についてお話しします。

美容クリニックの求人探しのポイント5つ

美容クリニックの求人を探すときは、以下の5つのポイントをチェックしましょう。

美容系求人探しの5つのポイント


  1. 営業ノルマの有無と給与体系
  2. クリニック内は清潔に保たれているか
  3. クリニックの理念・方針に共感できるか
  4. 土日に休みがとれるか
  5. 在籍している医師の経歴

それぞれについて、詳しく説明しますね。

【美容クリニック求人を探すポイント】
1.営業ノルマの有無と給与体系

これまでもお話ししてきたとおり、営業ノルマの有無は、看護師の働く環境に大きく影響しますので、しっかり確認しておきましょう。

もし、営業ノルマがある場合は、インセンティブが発生しなかった場合の基本給も必ずチェックしてくださいね。
なぜかというと、求人情報に、インセンティブが上乗せされた場合の“給与例”が記載されていて、実際の給料はもっと少ないということもあるからです。

たとえば、下記はナースフルに掲載中のとある美容クリニックの求人情報です。
この求人情報の給与欄に書いてある「月給」というのは、基本給に固定の手当を加えた“毎月固定で支払われる金額”のことです。
つまり、この求人の場合は毎月36万円が必ず支給されるというわけです。

看護師の求人例

一方、ここの表記が「月給」ではなく「月収」という表記になっている求人の場合は、インセンティブなどが上乗せされた“給与例”です。
そのため、月収しか書かれていない求人があった場合は、必ず“月給”を確認しておいてくださいね。

また、求人情報にノルマの有無が明記されていない場合は、勤務先に受付スタッフや専門のカウンセラーがいるかをチェックしましょう。
なぜかというと、看護師以外に受付やカウンセラースタッフがいる場合は、それらのスタッフが営業活動をするため、看護師は営業活動をしない可能性が高いからです。

【美容クリニック求人を探すポイント】
2.クリニック内は清潔に保たれているか

美容クリニックの清潔さをチェック

衛生管理が徹底されていないクリニックは、感染症などのリスクが高く、クレームや訴訟、事件の発生につながりやすくなります。
そのため、転職先候補の美容クリニックには必ず訪問し、清潔に保たれているかを確認してみてくださいね。
また、訪問した場合は、スタッフやクリニックの雰囲気もチェックしておきましょう。

【美容クリニック求人を探すポイント】
3.クリニックの理念・方針に共感できるか

クリニックの理念・信念を確認

クリニックの理念・方針は、クリニックのWebサイトなどに記載されていることが多いです。
こうした理念・方針は、院長や同僚の考え方や行動にも影響します。
そのため、クリニックの理念・方針に自分が共感できるかどうかを必ず確認しておきましょう。

【美容クリニック求人を探すポイント】
4.土日に休みがとれるか

スケジュールをチェック

多くの美容クリニックでは、お客様のニーズが高まる大型連休や土日祝日が繁忙期です。
こうした休日は休めない可能性が高いですが、土日休みにこだわりがある人は、シフト調整などで土日の休みがとれるかを確認しておきましょう。

【美容クリニック求人を探すポイント】
5.在籍している医師の経歴

医師の経歴を確認しておこう

美容クリニックの売上を左右するのは、在籍医師の施術テクニックです。
どれだけ接客態度や衛生管理を徹底していても、医師の技術が低いと、紹介やリピートが少ないため売上が伸びません。
そのため、これまでの施術の評判や、論文を出しているかなど、医師の経歴をきちんと調べておきましょう。
また、形成外科出身の医師は技術力が高い傾向があるので、形成外科の経験の有無についても確認してみてくださいね。


これら5つのポイントをしっかりと押さえながら、自分に合う職場選びを進めていきましょう。

ただ、これらの情報は、自分で調べてもわからないケースが多いです。
また、美容クリニックは看護師からの人気が高いため、せっかく求人を見つけてもすぐに定員締切になってしまうこともあります。

そのような事態を防ぐためには、ナースフルのような紹介会社に登録することをオススメします。

ナースフルには多くの美容クリニックの求人が公開されていますし、実は非公開で扱っている求人は掲載求人の倍以上あります。
こうした非公開求人は、登録している会員さんに優先的に紹介するため、登録していないと、その情報を知ることができません。

また、ナースフルは美容クリニックと太いつながりがあるので、ノルマの有無やクリニックの雰囲気、給料制度などについても、きちんと把握しているので安心いただけます。


いかがでしたか?

美容クリニックは、日勤のみで働きやすく給料水準が高く、メリットが多い勤務先です。
ただ、職場選びを間違えてしまうと、後悔してしまう可能性もあります。
あなたに合った職場を選べるように、慎重に転職活動を進めてくださいね。

ナオコの転職業界 本音トーク

ナオコさん、相談です。

あら、何かしら?

実は私の友達のナースが転職を考えていて・・・。

今、どこかの転職情報サイトを利用しようとしているそうなんですが、自分の個人情報をやみくもに登録するのはイヤだし、どうしようか迷っているみたいで・・・。

そうなのね。
じゃあ転職情報サイトの選び方をアドバイスしておこうかしら。

ほわわわ!
ぜひお願いします!

えっとね。
転職情報サイトを選ぶ際のポイントはね・・・。

そのサイトの「運営会社」をチェックすることよ。

運営会社・・・ですか?

そうよ。
実は運営会社によって、取り扱っている求人にバラつきがあるのよ。

たとえば、●●社では紹介してもらえた求人が、■■社のサービスを利用すると紹介してもらえないケースがあったりするの。

えええ!?
そんなことがあるんですか・・・!?

そうよ。
正確には「●●社にはあった求人が■■社にはないことがある」と言ったほうが分かりやすいわね。

えっ、ど、どうしてそんなことが起こるんですか・・・?

それはね、求人紹介会社のビジネスを考えれば分かるわ。

求人紹介会社はボランティアで求人を紹介しているわけじゃない。
ビジネスで求人を紹介しているの。
看護師の転職を成功させることで、求人情報を登録していた会社から紹介料をもらっているのよ。

で、今、紹介会社はものすごく増えている。
そんな激化する求人業界において、紹介会社同士の差別化をはかれる部分、それが「求人情報」なの。

つまり、“他社よりいい求人情報を取り扱っているかどうか”で、紹介会社の価値が決まるのよ。

紹介会社からすると、求人情報はいわゆる“自社の商品”になるわけね。

ほわわ・・・。
いい求人情報を揃えることが、その紹介会社の運命を握るんですね・・・。

そうよ。
だからね、転職情報サイトを選ぶ際は“そのサイトにどれだけ魅力的な求人が掲載されているか?”という視点で選ぶといいわ。
あとは求人のは「量」なんかも大事よ。
量がたくさん掲載されているということは、転職者ごとの条件に合った求人も多いはずだから。

求人の「量」・・・。

そう。
言い換えると、「求人の掲載件数が少ない転職情報サイト」は避けたほうが無難ってこと。

・・・そう考えるとね、ぶっちゃけなところ、大手の紹介会社が運営するサイト以外の選択肢はないのよ。

えっ・・・!?

今の時代、いろいろな転職情報サイトがあるわ。
でもね、やっぱり、大手の求人サイトには、大手なりの強みがあるのよ。
一言でいえば、単純に「病院とのネットワーク」の強さが違う。

病院とのネットワーク・・・!?

大手の中には古くから求人紹介ビジネスをおこなっている会社があるわ。
そういう会社は多くの病院にたくさんの看護師を紹介してきた。
その実績があるからこそ、病院側はその求人会社を信頼して、ほかの紹介会社には出さないような「特別な求人」を出したりするのよ。

特別な求人・・・?

そうよ。
その求人会社にお世話になっているからこそ、その紹介会社にだけスペシャルな求人を出すってこと。
そうすれば、その紹介会社を利用する看護師も増えるでしょ?
病院と紹介会社は持ちつ持たれつの関係なの。
いい意味でね。

なるほどです・・・。

あと、大手の紹介会社を選ぶメリットはもうひとつあるわ。

それは何ですか?

大手の紹介会社の場合、「キャリアアドバイザー」の“質”が平均して高いってことね。

キャリアアドバイザー?

キャリアアドバイザーって、ナオコさんみたいに、求人の紹介や面接のサポートなどをしてくれる人のことですか?

そうよ。
大手はキャリアアドバイザーの“質”が違う。
なぜなら、単純に優秀な人が集まりやすいから。

優秀な人が集まりやすい・・・!?

大手の紹介会社はお給料がいいこと以外にも、そこで働くやり甲斐も大きいわ。
誰しも大企業で働くことに憧れるでしょ?
だから、優秀なキャリアアドバイザーが他社からどんどん転職してくるの。

説明が長くなっちゃったけど、私の話を総合すると、転職で失敗したくないのなら、まずは大手の紹介会社が運営している転職情報サイトに登録したほうがいいってこと。

たとえば、リクルートが運営している「ナースフル」とかね。

ほわわわ・・・。 看護師の転職は奥が深いです・・・!

もっと知識をつけませんか?

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