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専門スキルが身につきプライベートも充実!手術室看護師(オペナース)の仕事内容と求人について

こんにちは!
医療系キャリアアドバイザー、伊集院ナオコです。

突然ですが、看護師のあなたは「手術室看護師(オペナース)に対して、どんなイメージをもっていますか?
手術室看護師とは、その名の通り、手術の準備や、手術中の医師に器材を渡して介助をする看護師のことです。

手術室の様子

現役看護師に先ほどの質問をしたところ、こんな答えが返ってきました。


  • 手術に必要な器械や手順など、覚えることが多そう
  • 長時間の手術があったりして疲れそう

どうやら、手術室看護師(オペナース)は「一般的な看護師よりも大変そう」というイメージがあるようです。
たしかに、仕事は大変な面が多いですが、実は以下のようなやりがいやメリットもあるんです!


  1. チームで働く達成感がある
  2. 基本的に、日勤で土日休み
  3. 手術室での経験が他部署でも役に立つ
  4. 患者さんとのコミュニケーションが少ない

日勤・土日休みでワークライフバランスが取りやすいのは、大きなメリットですね。
これらのメリットについては、後ほど詳しく説明します。

ただ、手術室看護師は手術室を中心に仕事をしているため、ほかの部署の看護師が、手術室看護師の働く姿を見られる機会は少なく、その実態はあまり知られていないようなのです。

そこで今回は、手術室看護師の役割や、手術室看護師として働くメリット・デメリット、求人の探し方などを解説していきます。
手術室看護師への異動や転職を考えている人はもちろん、手術室看護師の仕事に興味がある人もぜひチェックしてくださいね。

それではまいりますっ!

手術室看護師のメリット

手術室看護師は、専門的なスキルを身につけることができ、ワークライフバランスがとりやすい

まずは、手術室看護師として働くメリットについて説明していきますね。

【手術室看護師として働くメリット】
1.チームで働く達成感がある

手術看護師はチームで働く一体感がある

手術室看護師は、「手術チーム」の一員として、スムーズな手術の進行をサポートをしています。
手術チームは、医師や臨床工学技士、手術室看護師で構成されていて、それぞれがプロフェッショナルとして最善を尽くして手術を進めていきます。
そのため、手術が無事に終わったときには、手術をやり遂げた達成感をチーム内の皆と共有することができるんです。

一方、病棟看護師の場合、点滴や注射など患者さんを一対一で看護することが多いため、チームで達成感を共有する場面は手術室看護師ほど多くありません。
チームで働く達成感を得られるのは、手術室看護師ならではのメリットです。

【手術室看護師として働くメリット】
2.基本的に、日勤で土日休み

手術室看護師は日勤で土日休みが多い

病院によって異なりますが、手術室看護師の勤務スタイルは、日勤で土日休みの場合が多いです。
そのため、休日が明確なので、友人や家族と出かける場合に予定が立てやすくなります。
手術室看護師の仕事は、土日をしっかり休みたい看護師にオススメです!

【手術室看護師として働くメリット】
3.手術室での経験が他部署でも役に立つ

手術室看護師の経験は重宝される

手術室では、さまざまな患者さんの手術を行っているため、手術室看護師はあらゆる診療科の手術に参加する必要があります。
そのため、手術室看護師として働くと、幅広い診療科の解剖生理の知識や、手術器具などの扱い方などが身につくんです。

病棟勤務ではこうしたスキルを学ぶ機会が少ないため、手術室看護師が手術室からほかの部署に異動した場合には重宝されます。

【手術室看護師として働くメリット】
4.患者さんとのコミュニケーションが少ない

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手術室看護師は、手術時のサポートが主な仕事なので、意識がはっきりとしている状態の患者さんと接する機会が少ないです。

患者さんとのコミュニケーションが少ないことをメリットと受け取るかは人それぞれですが、コミュニケーションが苦手な看護師にとってはメリットになるでしょう。


以上のように、手術室看護師のメリットは、専門的なスキルの習得とワークライフバランスの両方を実現できることです。
この2点を両立できる看護師の職場は、あまり多くないんです。

さて、ここまでお伝えしてきた手術室看護師で働くメリットを知れば、手術室看護師が魅力な仕事に映るかもしれませんが、どんなものにもメリットがあればデメリットがあります。

そこで、次に“手術室看護師として働くデメリット”についても説明します。

手術室看護師として働くデメリット

手術室看護師のデメリット

手術室看護師として働くデメリットは、以下の4つです。


1.長時間の手術をこなせる体力が必要
大規模な手術に参加するときは、10時間立ちっぱなしなんてこともあります。
手術の途中には水分補給をする短い休憩はありますが、基本はずっと働きっぱなしなので、体力がかなり必要になるんです。
そのため、体力に自信がない人は、看護技術や知識の勉強以外に体力作りが必要になるかもしれません
2.手術の知識や器材など、覚えることが多い
手術室では日々手術が行われていて、その疾患や手術様式もさまざまです。
手術室看護師はあらゆる手術に対応していく必要があるため、覚えなければいけない知識がたくさんあります。
解剖生理や名称の暗記が苦手な人は苦労するかもしれません。
3.患者さんとのコミュニケーションが少ないので、患者さんとの触れ合いが好きな人には物足りない
手術室看護師は、病棟勤務の看護師と比べると、患者さんとコミュニケーションをとる機会が少ないです。
そのため、患者さんとのふれあいが好きな人は、手術室看護師の仕事を物足りなく感じるかもしれません。
4.患者さんの命を預かっているプレッシャーがある
手術中は、少しのミスが患者さんに影響を与える可能性があります。
たとえば、あなたが手術器材の破損に気づかずに医師に渡してしまったり、患者さんの出血量の増加に気づかなかったりしたら、大変な事態につながってしまうかもしれません・・・!
そのため、手術室看護師は常に緊張感をもって、手術にのぞむ必要があります。

このように、手術室看護師は看護師のなかでも、とくにミスが許されない環境で働いています。
責任重大で大変な面もありますが、それだけ重要な役割を果たしているともいえるんです。


ここまで、手術室看護師として働くメリットとデメリットについて話してきましたが、手術室看護師が具体的にどんな仕事をしているのか、まだイメージがわきにくいかと思います。

というわけで、次に手術チームのメンバー構成について説明した上で、手術室看護師の詳しい仕事内容を説明していきます。

手術チームのメンバーは、「医師」と「臨床工学技士」と「手術室看護師」で構成される

手術チーム

手術室看護師は手術チームの一員として、以下のメンバーと一緒に働いています。


1.執刀医
執刀医は手術の中心となる医師のことで、手術チームのメンバーに対して指示を出すリーダーの役割を果たします。
手術前の患者さんのカウンセリングや検査なども行います。
2.介助医
介助医は手術中に執刀医の補佐を行います。
具体的には、手術中に執刀医が患者さんにメスを入れやすいように手術箇所を広げたり、出血を拭いたりします。
3.麻酔科医
麻酔科医は、患者さんに麻酔薬を投与し、麻酔がかかった状態を維持するために、呼吸や血圧、脈拍数などの変化をモニタリングします。
そして、患者さんの体調の変化に応じて、点滴量を増やしたり、血圧を調整する薬を投与したりします。
4.臨床工学技士
臨床工学技士は、患者さんにつながっている生命維持装置などの手術室内の医療機器を操作します。

手術室看護師は、このようなメンバーと一緒に手術現場を支えているんです。

では、次に手術室看護師の具体的な仕事を解説していきます!

手術室看護師の仕事は、「器械出し」と「外回り」に分類される

手術室看護師の業務は、「器械出し」「外回り」という、ふたつの役割に分かれています。

器械出しと外回りが手術室看護師の仕事


1.器械出し
器械出しとは、手術に必要な器械の準備や、手術中にメスなどの手術器具やガーゼなどを執刀医に手渡す業務のことです。
2.外回り
外回りとは、手術前や手術後に患者さんを訪問したり、手術中に麻酔導入の介助や患者さんの容態を観察したりする業務のことです。

そして、それぞれの業務を行う看護師を「器械出し看護師」「外回り看護師」と呼んだりもします。
手術室に配属された新人は、まず「器械出し看護師」を経験し、2~3年後に「外回り看護師」を任されるようになるのが一般的です。

このふたつの業務の内容について、もう少し詳しく掘りさげてみましょう。

【手術室看護師の業務内容】
1.器械出し

器械出しとは、手術前に使用する医療器材をそろえたり、手術中に医師に医療器材を渡して介助する業務のことです。

医療ドラマなどで、手術中の医師が「メス!」と言って、看護師がメスを手渡すシーンがありますが、あれは器械出しをしているところなんですね。

器械出し看護師

手術に使用する器具や器械は数十種類あり、それぞれ用途が違います。

そのため、器械出し看護師は手術器具の知識と、手術の流れを理解するための病理知識を身につける必要があり、一通りの手術に対応できるには約2~3年かかるといわれているんです。

では、器械出し看護師の業務の流れを確認していきましょう。


●手術前

  • 手術に必要な器械や器材がそろっていることと、それらがきちんと滅菌できているかを確認する。
  • 器械台に器械・器材をセッティングし、数がそろっているか、破損・欠損がないかをチェックする。

●手術中

  • 全体を見渡せる位置に立ち、手術の進行状況を確認しながら、正確で迅速な器械出しを行う。
  • 患者さんから切除した組織は、その名称や処理方法を医師に確認する。
  • 手術中に患者さんの容態が急変した場合は、医師の指示のもと、必要な物品や人を手配する。
  • 「ドレーン」の挿入部位や数量を医師に確認して、外回り看護師に伝える。
    (ドレーンとは、手術の傷を閉じた後に貯まってくるリンパ液や血液を体の外に排出する管のことです)
  • 手術が終了する前に、外回り看護師と一緒に器械やガーゼなどが全てそろっているかを入念に確認する。
    (患者さんの体内に、器材などの異物が誤って残留していないかの確認も兼ねています)

●手術後

  • 患者さんが退出した後に、手術で使用した器械・器材を片づける。

このように器械出し看護師は、手術に使用する器械や器具の準備・片づけ、手術中の介助などをしています。

では、続いて外回り看護師の仕事内容について、説明していきますね。

【手術室看護師の業務内容】
2.外回り

外回り看護師は、手術全体の様子を把握して手術メンバーと連携したり、手術前や手術後に患者さんとコミュニケーションをとったりします。

外回り看護師

では、外回り看護師の業務の流れを確認していきましょう。


●手術前

  • 手術前に患者さんを訪問し、アレルギー等の注意事項を確認する。
    患者さんが、安心して手術にのぞめるようにコミュニケーションをとる。
  • 患者さんの状態と麻酔方法を確認し、必要な薬品や医療機器の準備を行う。
  • 患者の年齢や状態に合わせた温度に、手術室の室温を調整する。
  • 病棟の看護師から患者さんの引き継ぎを受ける。
  • 患者さんが入室する際に本人確認を行う。
  • 患者さんにモニターを装着して、麻酔を導入する介助をする。
  • 患者さんの体位を固定して、圧迫部位の保護や保温を行う。

●手術中

  • 手術の進行状態と患者さんの状態を把握し、手術チームの支援を行う。
  • 出血量や尿量を測定して医師に報告し、必要な場合は輸血用の血液製剤を薬剤部から取り寄せる。
  • 円滑に手術が進められるように、手術チーム以外の関係者(臨床工学技士、輸血部、薬剤部、病棟など)と情報共有をする。
  • 手術台の照明器具である「無影灯(むえいとう)を調整する。
  • 器械出し担当の看護師から渡された患者さんの切除組織の処理方法を確認して、正しく保管する。
  • 器械出し看護師と一緒に、器械やガーゼなどの備品の確認を行う。
  • 手術中の看護記録を記入する。

●手術後

  • 患者さんのベッド移乗時や体位変換時に、ドレーンの抜去がないように固定する。
  • 気管内チューブを抜く際の介助を行う。
  • 看護記録を元に、病棟やICUの看護師に情報共有をする。
  • 患者さんが退室した後は、器械出し看護師と一緒に片づける。
  • 患者さんの容態が安定したら、患者さんを訪問して、傷の痛みがないかをヒアリングする。

外回り看護師は、手術前や手術後に患者さんとコミュニケーションをとる機会があるのが特徴です。

また、外回り業務は、手術の流れを理解した上で患者さんのケアを行うため、器械出し業務よりも、さらに知識や経験が必要です。
器械出しの業務でキャリアを積んだ後に外回りの業務を担当するのは、そういう理由からなんです。

手術室看護師の仕事って奥が深いですね。
それでは、続いて、手術室看護師のキャリアステップについて、もう少し詳しく紹介しますね。

手術室看護師のキャリアアップについて

手術室看護師は、勤務年数と「クリニカルラダー」にもとづいて、キャリアアップしていきます。
(クリニカルラダーとは、専門知識や技術を身につけられるように設定された、“病院ごとのキャリア開発プラン”のことです)

看護師の学習

たとえば、大阪警察病院の例をとりあげてみると、手術室看護師のキャリアアッププランは以下のようになっています。


●配属1年目
クリニカルラダー“レベルI”の看護スキルを習得します。
レベルⅠの看護スキルの場合は、「開心術」といわれる、止まった心肺機能を人工的に動かす「人工心肺装置」を用いる手術以外の、標準的な手術を担当できます。
●配属2年目
クリニカルラダー“レベルI”~“レベルⅡ”の看護スキルです。
2年目になると、開心術以外の標準的な手術を、問題なく担当することができます。
●配属3年目
クリニカルラダー“レベルⅡ”の看護スキルを習得します。
レベルⅡの看護スキルでは、開心術を含むすべての手術を担当することができます。
●配属4~5年目
クリニカルラダー“レベルⅢ”の看護スキルを習得します。
レベルⅢの看護スキルがあれば、手術室看護師を指導するリーダーの役割を担えます。

ここまでの話を読んで、「手術室看護師って、仕事の難易度が高そう!」と思われた方もいるかもしれませんね。
たしかに、手術室看護師には学び続ける力が必要ですが、その分、専門スキルをもつ看護師として成長できるんです!

「私、手術室看護師に興味が出てきたかも!」という方のために、キャリアアップにオススメの資格も紹介しておきますね。

手術室看護師のキャリアアップのために取得したい4つの資格

手術室看護師にオススメの資格

手術室看護師のキャリアアップのために取得したい資格は、以下の4つです。


1.周術期管理チーム看護師
「周術期管理チーム看護師」は日本麻酔科学会が定めた資格です。
術前・術中・術後に関する基礎的な教育を受けたことを証明します。
基礎的な手術看護に関する内容なので、手術室看護師が最初に取得する資格として選ばれることが多いです。
2.手術看護実践指導看護師
「手術看護実践指導看護師」は日本手術看護学会が定めた“手術室看護師の実践力”を認定する資格です。
この資格は、手術看護の質の保証と、現場で働く看護師の意欲向上を目的に作られました。
筆記試験がなく、資格を満たしていれば必要書類を提出するだけでいいので、比較的取得しやすいです。
3.第2種滅菌技師
「第2種滅菌技師」は、日本医療機器学会が定めた、医療現場での滅菌供給の知識と実践に優れた技士を養成することを目的に作られた資格です。
手術看護実践指導看護師と同様に筆記試験がないので、こちらも比較的取得しやすいです。
4.手術看護認定看護師
「手術看護認定看護師」は、日本看護協会が定めた資格のことです。
この資格を取得すると、水準の高い手術看護に携わることができ、看護師に対して指導を行う看護師リーダーを育成できる、手術看護のスペシャリストとして活躍することができます。
ただ、認定看護師になるには、認定看護師の教育機関に6ヶ月以上通うことになり、試験に合格する必要があります。

そのため、手術看護認定看護師になる場合は、勤務先との調整や準備が必要になります。
認定看護師の取得方法については、下記ページで詳しく紹介していますので、気になる人はチェックしてくださいね。

認定看護師になるべきメリット3つ

これらの資格は、下記のページでも詳しく紹介していますので、よかったらチェックしてみてください。


では最後に、手術室看護師への転向を検討したい方のために、勤務体制の特徴と求人を探すときのポイントをお伝えしておきます!

手術室看護師の求人を探すときは、当直とオンコールの有無や頻度を確認しよう

充実したプライベート

この記事の冒頭でお話したように、手術室看護師は病棟看護師とは違い、基本的に日勤で土日休みです。
なぜ、このような勤務スタイルになっているかというと、ほとんどの手術は平日の日中に行われるからなんです。

ただ、手術は夜間や土日に緊急で発生することこともあります。
そのため、手術室看護師は「当直」「オンコール」などの勤務を担当します。
(当直は病院で待機するのに対し、オンコールは病院以外の自宅などで待機します)

こうした緊急手術に対する勤務は、病院によって異なります。
たとえば、当直とオンコールのどちらかの勤務だけだったり、対応する頻度が月に2~3回の病院もあれば、週に2~3回の病院もあったりするんです。

そのため、手術室看護師の求人を探すときは、当直とオンコールの有無や頻度をきちんと確認しておきましょう。
ちなみに、手術室看護師の人数が多い勤務先の方が、当直やオンコール当番になる頻度は低い傾向がありますので、求人を探すときの参考にしてください。

ナースフルには手術室の求人が多く掲載されています。
興味がある方は下記ページから検索してみてくださいね。


いかがでしたか?

あまり実態が知られていない手術室看護師に対して、少し理解が深まったでしょうか。
手術室看護師は、専門スキルを積むことができ、さらにプライベートも充実できるという大きなメリットがあります。
興味がある方は、ぜひチャレンジしてくださいね。

ナオコの転職業界 本音トーク

ナオコさん、相談です。

あら、何かしら?

実は私の友達のナースが転職を考えていて・・・。

今、どこかの転職情報サイトを利用しようとしているそうなんですが、自分の個人情報をやみくもに登録するのはイヤだし、どうしようか迷っているみたいで・・・。

そうなのね。
じゃあ転職情報サイトの選び方をアドバイスしておこうかしら。

ほわわわ!
ぜひお願いします!

えっとね。
転職情報サイトを選ぶ際のポイントはね・・・。

そのサイトの「運営会社」をチェックすることよ。

運営会社・・・ですか?

そうよ。
実は運営会社によって、取り扱っている求人にバラつきがあるのよ。

たとえば、●●社では紹介してもらえた求人が、■■社のサービスを利用すると紹介してもらえないケースがあったりするの。

えええ!?
そんなことがあるんですか・・・!?

そうよ。
正確には「●●社にはあった求人が■■社にはないことがある」と言ったほうが分かりやすいわね。

えっ、ど、どうしてそんなことが起こるんですか・・・?

それはね、求人紹介会社のビジネスを考えれば分かるわ。

求人紹介会社はボランティアで求人を紹介しているわけじゃない。
ビジネスで求人を紹介しているの。
看護師の転職を成功させることで、求人情報を登録していた会社から紹介料をもらっているのよ。

で、今、紹介会社はものすごく増えている。
そんな激化する求人業界において、紹介会社同士の差別化をはかれる部分、それが「求人情報」なの。

つまり、“他社よりいい求人情報を取り扱っているかどうか”で、紹介会社の価値が決まるのよ。

紹介会社からすると、求人情報はいわゆる“自社の商品”になるわけね。

ほわわ・・・。
いい求人情報を揃えることが、その紹介会社の運命を握るんですね・・・。

そうよ。
だからね、転職情報サイトを選ぶ際は“そのサイトにどれだけ魅力的な求人が掲載されているか?”という視点で選ぶといいわ。
あとは求人のは「量」なんかも大事よ。
量がたくさん掲載されているということは、転職者ごとの条件に合った求人も多いはずだから。

求人の「量」・・・。

そう。
言い換えると、「求人の掲載件数が少ない転職情報サイト」は避けたほうが無難ってこと。

・・・そう考えるとね、ぶっちゃけなところ、大手の紹介会社が運営するサイト以外の選択肢はないのよ。

えっ・・・!?

今の時代、いろいろな転職情報サイトがあるわ。
でもね、やっぱり、大手の求人サイトには、大手なりの強みがあるのよ。
一言でいえば、単純に「病院とのネットワーク」の強さが違う。

病院とのネットワーク・・・!?

大手の中には古くから求人紹介ビジネスをおこなっている会社があるわ。
そういう会社は多くの病院にたくさんの看護師を紹介してきた。
その実績があるからこそ、病院側はその求人会社を信頼して、ほかの紹介会社には出さないような「特別な求人」を出したりするのよ。

特別な求人・・・?

そうよ。
その求人会社にお世話になっているからこそ、その紹介会社にだけスペシャルな求人を出すってこと。
そうすれば、その紹介会社を利用する看護師も増えるでしょ?
病院と紹介会社は持ちつ持たれつの関係なの。
いい意味でね。

なるほどです・・・。

あと、大手の紹介会社を選ぶメリットはもうひとつあるわ。

それは何ですか?

大手の紹介会社の場合、「キャリアアドバイザー」の“質”が平均して高いってことね。

キャリアアドバイザー?

キャリアアドバイザーって、ナオコさんみたいに、求人の紹介や面接のサポートなどをしてくれる人のことですか?

そうよ。
大手はキャリアアドバイザーの“質”が違う。
なぜなら、単純に優秀な人が集まりやすいから。

優秀な人が集まりやすい・・・!?

大手の紹介会社はお給料がいいこと以外にも、そこで働くやり甲斐も大きいわ。
誰しも大企業で働くことに憧れるでしょ?
だから、優秀なキャリアアドバイザーが他社からどんどん転職してくるの。

説明が長くなっちゃったけど、私の話を総合すると、転職で失敗したくないのなら、まずは大手の紹介会社が運営している転職情報サイトに登録したほうがいいってこと。

たとえば、リクルートが運営している「ナースフル」とかね。

ほわわわ・・・。 看護師の転職は奥が深いです・・・!

もっと知識をつけませんか?

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