リクルートの看護師転職パートナー ナースフル

閉じる

ナオコに聞く看護師転職成功塾

いまどきのナース事情, 看護師転職ノウハウ

今話題の認定看護師になるには?認定看護師を目指すメリットと資格取得の方法

皆さん、ご機嫌いかがでしょうか?
医療系キャリアアドバイザー、伊集院ナオコです。

100人に1人がナース!

看護師の人口が100万を超えた昨今(参考記事)、看護師の間で“ある競争”が始まっていることを知ってましたか?

その競争とは・・・ズバリ、資格の取得競争です!

前回、助産師の資格に関する記事を書きましたが、もうすでにお読みになりましたか?

前回の記事では、最近、出産の現場で助産師が必要とされる場面が増えているため、助産師を目指す人が急増しているとお伝えしました。

少子化時代と思いきや、実は助産師さんの仕事の需要がすごいんです!

空前の売り手市場である助産師市場。
助産師になることで、その年収は看護師のときより90万ほど上がったりと、看護師のときとは違ったキャリアプランを描けることもお伝えしました。

市場にニーズがあり、新しい生命誕生のお手伝いができ、しかも、年収が高い。
う~ん、あらためて考えると、助産師の資格ってすごいですね!

・・・というわけで、助産師の資格は人気なのですが、実は今、そんな助産師の資格に負けず劣らず人気になっている資格があります。

それは、「認定看護師」の資格です。

認定看護師とは、救急看護や訪問看護など、特定の看護の分野において、熟練した“看護技術”と“知識”をもっていると認められた看護師のことです。

その特定の分野は全部で21個に分かれていて、救急看護や訪問看護だけでなく、緩和ケアや不妊症看護など、さまざまな分野があります。

つまり、認定看護師は、“特定分野に強いプロフェッショナルな看護師”になるための資格なんです。

この認定看護師の資格があれば、看護師としてのキャリアプランにおいて、以下のようなメリットがあるといわれています。


  1. 看護師や他部署への指導など、病院内での活動範囲が広がる
  2. 昇進にプラスの影響がある
  3. 夜勤が減ったり、免除になることが多い
  4. 同じ分野の看護スキルを持つ、病院外の仲間が増える

これらのメリットを知るだけで、認定看護師が魅力的な資格だということが分かりますよね。

実はこの認定看護師の資格、2015年現在、累計で約1万6000人もの看護師が取得しています。
助産師が約3万6000人でしたから、その数字と比べても遜色ありません。
すなわち、認定看護師は、助産師につぐ人気の資格だということです。

看護のプロフェッショナルである“認定看護師”は、約1万6,000人います!

ただ、認定看護師の資格を取得するのはとてもハードルが高いことをご存じでしょうか?
・・・というのも、次の条件をクリアする必要があるからです。


  1. 看護師資格を保有している
  2. 看護師の実務経験が5年以上ある(うち3年以上は専門分野での看護経験が必要。ちなみに、期間は「連続」ではなく「通算」)
  3. 「認定看護師教育課程」で半年間学び、「認定看護師認定審査」の受験資格を手に入れている
  4. 「認定看護師認定審査」に合格している

うーん・・・ハードルが高そう・・・。

「でも、認定看護師に興味が出てきた!」
「私は認定看護師になりたいっ!」

・・・という方のために、今回は、認定看護師になるための方法について、分かりやすく解説してみます!

それではまいりましょう!

「認定看護師」がもつ21個の専門分野とは?

認定看護師は1995年に日本看護協会によって作られた資格です。

専門分野に特化した高い技術をもつ看護師を生み出すことで、看護師全体のレベルを底上げすることを目的としてスタートしました。

そして、その専門分野は21個の分野に細かく分けられています。
早速、それらの21個の分野をご紹介しますね。
(引用元:専門看護師・認定看護師・認定看護管理者(日本看護協会)

※ちなみに、各分野名の横の数字は、2015年2月現在の各分野の認定看護師数です。(参考


1、救急看護(921名)
・救急医療現場における病態に応じた迅速な救命技術、トリアージの実施
・災害時における急性期の医療ニーズに対するケア
・危機状況にある患者・家族への早期的介入および支援
2、皮膚・排泄ケア(2,040名)
・褥瘡などの創傷管理およびストーマ、失禁等の排泄管理
・患者・家族の自己管理およびセルフケア支援
3、集中ケア(939名)
・生命の危機状態にある患者の病態変化を予測した重篤化の予防
・廃用症候群などの二次的合併症の予防および回復のための早期リハビリテーションの実施(体位調整、摂食嚥下訓練等)
4、緩和ケア(1,641名)
・疼痛、呼吸困難、全身倦怠感、浮腫などの苦痛症状の緩和
・患者・家族への喪失と悲嘆のケア
5、がん化学療法看護(1,282名)
・がん化学療法薬の安全な取り扱いと適切な投与管理
・副作用症状の緩和およびセルフケア支援
6、がん性疼痛看護(741名)
・痛みの総合的な評価と個別的ケア
・薬剤の適切な使用および疼痛緩和
7、訪問看護(438名)
在宅療養者の主体性を尊重したセルフケア支援およびケースマネジメント看護技術の提供と管理
8、感染管理(2,053名)
・医療関連感染サーベイランスの実践
・各施設の状況の評価と感染予防・管理システムの構築
9、糖尿病看護(672名)
血糖パターンマネジメント、フットケア等の疾病管理および療養生活支援
10、不妊症看護(137名)
生殖医療を受けるカップルへの必要な情報提供および自己決定の支援
11、新生児集中ケア(341名)
・ハイリスク新生児の病態変化を予測した重篤化の予防
・生理学的安定と発育促進のためのケアおよび親子関係形成のための支援
12、透析看護(182名)
・安全かつ安楽な透析治療の管理
・長期療養生活におけるセルフケア支援および自己決定の支援
13、手術看護(314名)
・手術侵襲を最小限にし、二次的合併症を予防するための安全管理(体温・体位管理、手術機材・機器の適切な管理等)
・周手術期(術前・中・後)における継続看護の実践
14、乳がん看護(244名)
・集学的治療を受ける患者のセルフケアおよび自己決定の支援
・ボディイメージの変容による心理・社会的問題に対する支援
15、摂食・嚥下障害看護(521名)
・摂食・嚥下機能の評価および誤嚥性肺炎、窒息、栄養低下、脱水の予防
・適切かつ安全な摂食・嚥下訓練の選択および実施
16、小児救急看護(208名)
・救急時の子どもの病態に応じた迅速な救命技術、トリアージの実施
・育児不安、虐待への対応と子どもと親の権利擁護
17、認知症看護(472名)
・認知症の各期に応じた療養環境の調整およびケア体制の構築
・行動心理症状の緩和・予防
18、脳卒中リハビリテーション看護(494名)
・脳卒中患者の重篤化を予防するためのモニタリングとケア
・活動性維持・促進のための早期リハビリテーション
・急性期・回復期・維持期における生活再構築のための機能回復支援
19、がん放射線療法看護(177名)
・がん放射線治療に伴う副作用症状の予防、緩和およびセルフケア支援
・安全・安楽な治療環境の提供
20、慢性呼吸器疾患看護(171名)
・安定期、増悪期、終末期の各病期に応じた呼吸器機能の評価及び呼吸管理
・呼吸機能維持・向上のための呼吸リハビリテーションの実施
・急性増悪予防のためのセルフケア支援
21、慢性心不全看護(184名)
・安定期、増悪期、終末期の各病期に応じた生活調整及びセルフケア支援
・心不全増悪因子の評価およびモニタリング

認定看護師にはすごくたくさんの専門分野があることが分かりましたね。

では続いて、認定看護師になるメリットをもう一度考えてみましょう。

認定看護師になると得られる4つのメリット

今回の記事の冒頭で、認定看護師になると以下の4つのメリットがあるとお伝えしました。


  1. 看護師や他部署への指導など、病院内での活動範囲が広がる
  2. 昇進にプラスの影響がある
  3. 夜勤が減ったり、免除になることが多い
  4. 同じ分野の看護スキルを持つ、病院外の仲間が増える

これらのメリットについて、ひとつずつ深く掘り下げてみましょう。

●メリット1
看護師や他部署への指導など、病院内での活動範囲が広がる

認定看護師の資格を取得すると、専門分野の知識や経験が高まります。
そのため、「その分野のノウハウを教えてほしい!」という他部署からの要請が発生するようになり、所属部署を越えた活動が始まる場合があります。

認定看護師

たとえば、2009年におこなわれた日本看護協会の調査によると、認定看護師の資格を取得した看護師の96%は、自分の所属部署以外でも活躍しているそうです。

●メリット2
昇進にプラスの影響がある

先ほどの日本看護協会の調査によると、認定看護師の資格取得がきっかけで、スタッフから主任に昇進した人が全体の約10%いるようです。

認定看護師になるということは、ほかの看護師のお手本になるということ。
お手本となる人間がリーダーとして出世するのは当然ですよね。

また、認定看護師になれば、他の部署や病院の人とのコミュニケーションが増えます。
そのため、おのずと、病院の中での影響力が大きくなるようです。

●メリット3
夜勤が減ったり、免除になることが多い

認定看護師になれば、病院側の方針として、夜勤が減ったり、免除になることが多くあります。

なぜなら、認定看護師は他の部署への指導や外来の相談窓口、勉強会の企画など、多くの人と関わらなければならず、その負担が大きいからです。
そのため、病院側が認定看護師の夜勤を減らし、負担を軽減しようとする場合が多いんですね。

ただ、すべての病院がそのような対応をとっているわけではありません。
認定看護師の扱いは病院によって違います。
認定看護師になれば必ず夜勤が免除になるとは限りませんので、注意してください。

また、夜勤が減ることでお給料が減る場合もあります。
そういったことも踏まえ、病院の方針を事前に確認しておくとよいでしょう。

●メリット4
同じ専門分野のスキルを持つ、病院外の仲間が増える

認定看護師になるためには、「認定看護師教育課程」で教育を受ける機会があります。
実は、この教育課程を過ごすことこそが、認定看護師のメリットのひとつなんです。

なぜなら、その課程ではいろいろなクラスメイトと知り合い、そのクラスメイトは半年間一緒に勉強をする同志になるだけでなく、認定看護師になったあとも交流が続く仲間になるからです。

看護師の仲間

そういった一生の仲間が手に入るのも、認定看護師の資格を取得するメリットです。

認定看護師になるための方法

いかがでしょうか。
認定看護師になるメリットが大分伝わったのではないでしょうか。

それでは、ここからはいよいよ、認定看護師になるための「認定看護師資格」を取得する方法をお教えします。

まず、前提条件としてですが、認定看護師資格を取得するためには、以下の4つの条件をクリアしておく必要があります。


  1. 看護師資格を保有している
  2. 看護師の実務経験が5年以上ある
    (うち3年以上は専門分野での看護経験が必要。ちなみに、期間は「連続」ではなく「通算」)
  3. 「認定看護師教育課程」で半年間学び、「認定看護師認定審査」の受験資格を手に入れている
  4. 「認定看護師認定審査」に合格している

この条件から分かるとおり、認定看護師になるためには、“5年以上”という看護経験が必要です。
だから、新人の看護士さんが「私、認定看護師になります!」と言っても無理なんですね。
この“5年以上”という看護経験を必須条件にしているからこそ、認定看護師のクオリティが担保できているのでしょう。

そして、認定看護師になるために必要なもう一つの関門が、「認定看護師教育機関」への入学です。
上の条件にも書かれているとおり、「認定看護師教育機関」に入学できなければ、認定看護師への道は開かれません。

というわけで、続いて、「認定看護師教育機関」に入学するために必要な準備について説明します。

認定看護師教育機関に入学するために必要な準備リスト

認定看護師教育機関へ入学するために必要な準備を、大きく4つに分けてみました。


  1. どんな看護分野を専門にするかを決める
  2. どの教育機関に通いたいかを考える
  3. 上司に相談、病院の支援制度を確認する
  4. 「認定看護師教育機関」の入学試験の準備をする

これらの準備について順番に説明していきます。

1、どんな看護分野を専門にするかを決める。看護分野の選び方

「認定看護師になりたい!」と思ったら、先ほど解説した21個の看護分野から、専門に扱いたい分野を選ぶ必要があります。

その際、注意しなければならないのが、その専門分野での看護経験が“3年以上”あるかどうか?です。
・・・というのも、認定看護師になるためには、特定分野を専門とした看護経験が“3年以上”必要になるからです。

たとえば、あなたが現在勤務している部署と関連のある分野を目指す場合は、同じ部署で3年以上働いていれば問題ありませんが、勤務経験がない分野の認定看護師を目指したい場合には、その分野での実務経験を積む必要があります。
そうなると、「異動希望」を出すといった展開になってくるのです。

そのため、あなたがどの分野を専門にするかは、周りの状況と相談して、慎重に選ぶようにしてください。

2、どの教育機関に通いたいかを考える。「認定看護師教育課程」の選び方

21個の分野の中から専門分野を選んだあとは、その分野の教育をおこなっている「認定看護師教育課程」の情報を集めます。
実は21個ある看護分野は、それぞれの分野で、教育を受けられる教育機関が異なるんです。

教育機関を探し始めると気付くと思いますが、認定看護師教育課程を設けている教育機関はまだまだ少なく、全国で約100ほどしかありません。
たとえば、「不妊症看護」「新生児集中ケア」「透析看護」といった教育課程を学ぶ場合は、それぞれ全国に1つしかない教育機関を選ぶことになるのです・・・!

そのため、あなたが選んだ看護分野によっては、試験に合格するまで、特定の教育機関のある地域へ引っ越すことも必要になってくるでしょう。

あなたが選んだ看護分野に合った教育機関を探す際は、以下のページが便利です。

3、上司へ相談したあとで、病院の支援制度を確認してみる

「認定看護師資格を取得する!」と決めたら、職場の上司に早めに相談しましょう。
なぜなら、教育機関に通う半年間は職場を離れることになり、職場との調整が必要になってくるからです。

ただ、病院によっては、認定看護師資格取得のための「支援制度」を設けている場合があります。

たとえば、日本看護協会の調査による「認定者全体の在学中の勤務形態」というデータを見ると、認定看護師教育課程に通っていた看護師の通学期間中の待遇は下記の通りでした。


勤務形態
出張や休職、研修扱いとなっていた人が91.6%
給与の支給
通学中の給与は全額支給、もしくは、基本給の支給や一部支給など、給与が支給されていた人が90.5%
賞与の支給
通学中の賞与は全額支給、もしくは一部支給など、賞与が支給された人が81.6%
学費の支給
教育機関に入学するための学費を全額もしくは一部支給された人が45.8%

教育課程に通いながら給料をもらえていた人の数は全体の90%を超えていますね。
そう考えると、認定看護師の資格取得に対して積極的な病院は多いことが分かります。

そのため、もし、あなたが「いずれは認定看護師資格をとりたい」と考えているのであれば、“教育支援制度がある病院”への転職を検討してもいいでしょう。

たとえば、看護師求人サイトの「ナースフル」では、“教育支援制度がある病院”を検索することができます。

また、転職を考える際は、希望する病院のホームページを見て、認定看護師のインタビューが掲載されているかも確認してみましょう。
もし、インタビューが掲載されているのであれば、認定看護師の資格取得に関する教育支援制度が活発であるケースが多いです。
(※以下はこのページを引用しています)

インタビュー例

また、もっとも理想的なのは、教育機関中の給与保証だけでなく、学費の支給もしてくれるケースです。
認定看護師教育課程の学費は、平均して100万円くらいかかります。
個人からするととても大きな出費なので、病院側がその出費を支えてくれるとありがたいですよね。

また、病院には頼れない!という方の場合は、「認定看護師教育課程奨学金」という奨学金制度を使うという選択肢もあります。

4、教育機関の入学試験の準備をする

看護分野の決定、上司への相談、受験する教育機関の決定ができたら、いよいよ教育課程の入学試験準備に入ります。
ここでは、入学試験にまつわるノウハウを紹介しておきます。

入学試験の申し込みについて

入学試験の申し込みをするために、入学を希望する教育機関の「募集要項」を取り寄せておきましょう。
募集要項には、入学試験の申し込みに必要な情報が載っています。

たとえば、多くの教育機関では、入学試験時に以下のような書類が要ることを覚えておいてください。


  • 入学願書
  • 履歴書
  • 実務研修報告書
  • 事例要約書
  • 志望理由書
  • 勤務証明書

ただ、これらの書類はあくまでも一般的なケースですので、教育機関によって異なる場合があります。
そのため、必ず募集要項を取り寄せておきましょう。

実務研修報告書や事例要約書、志望理由書などは、作成に時間がかかりますので、余裕をもって準備を進めておきましょう。
また、もし離職中の場合は、以前勤めていた病院に勤務証明書の発行を依頼しましょう。

入学試験の倍率は最大で4倍も!筆記試験と面接対策

認定看護師教育機関の入学試験の競争倍率は、教育機関によって違います。
中には、競争率が4倍になる教育機関もあるそうです・・・!
狭き門だけに、しっかりと受験対策をしてから試験にのぞみたいですね。

せっかくなので、筆記試験と面接への対策もお伝えしておきます。

筆記試験の対策について

筆記試験は、教育機関によって形式が違います。
たとえば、記述式の試験のみだったり、小論文も必要になる試験だったりと、さまざまです。

教育機関によっては「過去問」を公開している場合もありますので、あなたが受験する教育機関の「過去問」があるかどうかを確認しておきましょう。

もし、過去問が手に入らない場合は、募集要項に記載されている「試験の出題範囲」をしっかりチェックしてください。
その出題範囲に合わせて、看護分野別の参考書、専門書などを使って勉強しておきましょう。

認定看護師の試験勉強は、入学試験だけではなく、認定看護師の教育課程でも役に立つ知識を身につけられます。
今後、認定看護師としてバリバリ働くためにも、入学試験の段階から積極的に勉強しておきましょう。

面接の対策について

面接対策として一番重要なのは、“自分の言葉”で話すということです。
以下の質問項目について、“自分の言葉”で説明ができるよう、練習しておきましょう。


  • なぜ、認定看護師になりたいのか?
  • どんな認定看護師を目指しているのか?
  • 認定看護師になった暁には、何を実現したいか?

これらの質問に対して、あなた自身の言葉でじっくり考えておいてください。
そして、可能であれば、家族や友人などに面接官役を頼み、疑似面接を何度かおこなえば、当日の面接の緊張はほぐれるはずです。

面接を成功させるためのノウハウとしては、以下の記事もオススメですので、ぜひチェックしてみてくださいね。

認定看護師教育課程で学ぶこと

無事、認定看護師教育機関に入学したあとは、教育課程の半年間が始まります!

教育課程を一緒に受講する看護師の人数は、20名~30名ほど。
少人数で構成されています。

講座のカリキュラムは、看護協会が定めた内容に基づいていて、共通科目としては、「看護管理」「リーダーシップ」「文献検索・文献講読」「情報管理」「看護倫理」などがあります。
そして、それ以外の内容は、各看護分野に応じて変わってきます。

講義の受講が一通り終わると、次は「臨地実習」と呼ばれる約1か月半の実習が始まります。

臨地実習とは、教育機関を離れ、実際の病院に行って専門分野の患者さんを受けもつ実習のこと。
この実習で、これまでの講義で学習してきた技術や知識を活かしながら、実践経験を積んでいきます。

実習が終わったあとは、再び教育機関に戻り、各自で実習のレポートをまとめていきます。
そして「事例発表会」という場で、そのレポートを各自が発表します。
事例発表会では、ほかのクラスメイトたちの実習内容についても知ることができるので、とても勉強になります。

こうした濃密な時間を過ごすことで、看護のプロフェッショナルとしてのスキルや、クラスメイトとの仲間意識が育っていくんですね。

そんなこんなで、半年間の教育課程が過ぎたあとは、いよいよ「認定看護師認定審査」です!

認定看護師認定審査の合格率は94%!
マークシート形式の筆記試験です

認定看護師になるための最終関門である「認定看護師認定審査」。
その合格率は94%です!(※2013年、2014年度の実績より)

受験する人たちはみんな教育課程でしっかり学んできていますので、さすがに高い合格率ですね。

ちなみに、試験の概要は以下のような感じです。

マークシートの試験


試験日
毎年5月(年1回のみの実施)
試験形式
筆記試験(マークシート方式)
出題範囲
共通科目、各認定看護分野のカリキュラムから出題
試験時間
120分

もし、残念ながら試験に落ちてしまった場合、翌年以降に再受験ができますので、安心してください。

晴れて試験に合格した後は、認定料である「5万円」を看護協会に納めて登録手続きをします。
その後、看護協会から「認定証」が届いたら手続きはすべて終了!
いよいよ、認定看護師としての日々がスタートします。
(※ちなみに、認定看護師の資格は5年毎に更新が必要なので、更新は忘れないようにしましょう)

認定看護師になるべきメリット3つ


いかがでしたか?

認定看護師が増えることで、看護師業界全体のレベルアップが期待できます。
それはつまり、日本の医療がもっとよくなり、患者さんにとっても安心できる世の中になっていくということです。

今回の記事を読んだ看護師さんが、一人でも多く認定看護師を目指していただけたら、とてもうれしいです。

ナオコの転職業界 本音トーク

ナオコさん、相談です。

あら、何かしら?

実は私の友達のナースが転職を考えていて・・・。

今、どこかの転職情報サイトを利用しようとしているそうなんですが、自分の個人情報をやみくもに登録するのはイヤだし、どうしようか迷っているみたいで・・・。

そうなのね。
じゃあ転職情報サイトの選び方をアドバイスしておこうかしら。

ほわわわ!
ぜひお願いします!

えっとね。
転職情報サイトを選ぶ際のポイントはね・・・。

そのサイトの「運営会社」をチェックすることよ。

運営会社・・・ですか?

そうよ。
実は運営会社によって、取り扱っている求人にバラつきがあるのよ。

たとえば、●●社では紹介してもらえた求人が、■■社のサービスを利用すると紹介してもらえないケースがあったりするの。

えええ!?
そんなことがあるんですか・・・!?

そうよ。
正確には「●●社にはあった求人が■■社にはないことがある」と言ったほうが分かりやすいわね。

えっ、ど、どうしてそんなことが起こるんですか・・・?

それはね、求人紹介会社のビジネスを考えれば分かるわ。

求人紹介会社はボランティアで求人を紹介しているわけじゃない。
ビジネスで求人を紹介しているの。
看護師の転職を成功させることで、求人情報を登録していた会社から紹介料をもらっているのよ。

で、今、紹介会社はものすごく増えている。
そんな激化する求人業界において、紹介会社同士の差別化をはかれる部分、それが「求人情報」なの。

つまり、“他社よりいい求人情報を取り扱っているかどうか”で、紹介会社の価値が決まるのよ。

紹介会社からすると、求人情報はいわゆる“自社の商品”になるわけね。

ほわわ・・・。
いい求人情報を揃えることが、その紹介会社の運命を握るんですね・・・。

そうよ。
だからね、転職情報サイトを選ぶ際は“そのサイトにどれだけ魅力的な求人が掲載されているか?”という視点で選ぶといいわ。
あとは求人のは「量」なんかも大事よ。
量がたくさん掲載されているということは、転職者ごとの条件に合った求人も多いはずだから。

求人の「量」・・・。

そう。
言い換えると、「求人の掲載件数が少ない転職情報サイト」は避けたほうが無難ってこと。

・・・そう考えるとね、ぶっちゃけなところ、大手の紹介会社が運営するサイト以外の選択肢はないのよ。

えっ・・・!?

今の時代、いろいろな転職情報サイトがあるわ。
でもね、やっぱり、大手の求人サイトには、大手なりの強みがあるのよ。
一言でいえば、単純に「病院とのネットワーク」の強さが違う。

病院とのネットワーク・・・!?

大手の中には古くから求人紹介ビジネスをおこなっている会社があるわ。
そういう会社は多くの病院にたくさんの看護師を紹介してきた。
その実績があるからこそ、病院側はその求人会社を信頼して、ほかの紹介会社には出さないような「特別な求人」を出したりするのよ。

特別な求人・・・?

そうよ。
その求人会社にお世話になっているからこそ、その紹介会社にだけスペシャルな求人を出すってこと。
そうすれば、その紹介会社を利用する看護師も増えるでしょ?
病院と紹介会社は持ちつ持たれつの関係なの。
いい意味でね。

なるほどです・・・。

あと、大手の紹介会社を選ぶメリットはもうひとつあるわ。

それは何ですか?

大手の紹介会社の場合、「キャリアアドバイザー」の“質”が平均して高いってことね。

キャリアアドバイザー?

キャリアアドバイザーって、ナオコさんみたいに、求人の紹介や面接のサポートなどをしてくれる人のことですか?

そうよ。
大手はキャリアアドバイザーの“質”が違う。
なぜなら、単純に優秀な人が集まりやすいから。

優秀な人が集まりやすい・・・!?

大手の紹介会社はお給料がいいこと以外にも、そこで働くやり甲斐も大きいわ。
誰しも大企業で働くことに憧れるでしょ?
だから、優秀なキャリアアドバイザーが他社からどんどん転職してくるの。

説明が長くなっちゃったけど、私の話を総合すると、転職で失敗したくないのなら、まずは大手の紹介会社が運営している転職情報サイトに登録したほうがいいってこと。

たとえば、リクルートが運営している「ナースフル」とかね。

ほわわわ・・・。 看護師の転職は奥が深いです・・・!

もっと知識をつけませんか?

このページの先頭へ