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ナオコに聞く看護師転職成功塾

いまどきのナース事情, 現役看護師に聞く, 看護師の働き方

あなたが看護師になった理由は?現役看護師が語る志望理由、理想と現実のギャップ

こんにちは!
医療系キャリアアドバイザー、伊集院ナオコです。

私は仕事上、看護師の転職相談に乗ることが多いです。
その際、相談者のお人柄を知るために、以下のような質問をすることがあります。

「あなたは、なぜ看護師になろうと思いましたか?」

質問

この質問に対して、いろいろな回答を聞いたことがありますが、大きく以下4つに分類されます。
なかでも「1.親族や知人に看護師がいたから」という答えは、よく耳にしました。


  1. 親族や知人に看護師がいた
  2. 病院などで接した看護師に憧れた
  3. 医療ドラマなどTV番組に影響された
  4. 専門職で安定した仕事だと思った

看護師になった理由

いろいろな理由で看護師になり、忙しい日々を過ごしていくと、悩みや葛藤が生まれてくると思います。
(看護師に限らず、どんな職業でもそうですが・・・)
そんなときは、“なぜ看護師になったのか”を思い出し、初心に帰ってみてはどうでしょうか?
きっと、看護師になりたかった頃より、ずっと成長している自分に気づけるはずです。

そこで今回は、現役看護師さんに、“看護師になった理由”“理想と現実のギャップ”を質問してみました。

それでは、まいります!

現役看護師が語る!看護師になった理由

今回、質問に答えてくれたのは、「看護師の趣味」や「看護師の人間関係」、「看護師の恋愛事情」の記事でも回答してくれた、以下4名の看護師さんです。

全員集合


●KAさん(後列左)
看護師経験5年、国立大学病院で呼吸外科などを経験し、現在は金融系企業の企業保健師をしている
●Mさん(後列右)
看護師経験4年、国立大学病院で呼吸外科、放射線科、緩和ケア病棟を経験している
●Tさん(前列左)
看護師経験3年、民間総合病院の総合内科に勤務している
●Kさん(前列右)
看護師経験9年、療養型病院や大学病院の手術室、小児科を経験している

みなさんが看護師を目指した理由を教えてください。

私は、「ナースマン」といいう医療ドラマをみてから、看護師に憧れをもつようになりました。
看護師が患者さんと交流し、人間関係を深めていくストーリーです。
そして、大学受験のときに職業に直結する学部に入りたいと考え、看護学部を自然に選びました。

私もドラマがきっかけで、「ナースのお仕事」を見て、楽しそうな仕事だなぁ、いいなぁと思いました。

私は看護師である母親の影響が大きいです。
母は街中で具合が悪そうにしている人を見かけると、見知らぬ人でも率先して声を掛けたり、看病したりする人で、そんな母の後ろ姿を見て育ってきました。
仕事のストレスで大変そうな時期もありましたが、それでも看護師を続けている母を見ていて、やりがいと誇りを持てる仕事なんだなあと思っていましたね。

実は私も、母親が看護師なんです。
保健師資格をもっていて保健師として働いていたので、夜勤はなく土日休みでした。
仕事と育児をバランスよく両立している様子を見ていて、長く続けられる仕事だと思い、母と同じ道を選ぶことにしました。

座談会に参加した4人が看護師になった理由は、医療ドラマの影響を受けたこと、親族に看護師がいたことでした。
冒頭でもお話ししたように、以下の4つを“看護師になった理由”として聞くことが多いです。


  1. 親族や知人に看護師がいた
  2. 病院などで接した看護師に憧れた
  3. 医療ドラマなどTV番組に影響された
  4. 専門職で安定した仕事だと思った

ひとつずつ説明しますね。

【看護師になった理由】
1.親族や知人に看護師がいた

お母さんに限らず、看護師をしている親族や知人がいるという看護師は多いです。
実際に働いている姿を見ているので、リアルな看護師の仕事をイメージしやすい傾向があります。

看護師

【看護師になった理由】
2.病院などで接した看護師に憧れた

病気や亡くなった身内がいて医療を身近に感じ、「看護師になりたい」と思う人もいます。
また、身内の入院中など心細い想いをしたときに、接してくれた看護師さんに憧れて看護師を目指すケースも多いです。

【看護師になった理由】
3.医療ドラマなどTV番組に影響された

医療は、頻繁に連ドラで取り上げられているテーマなので、影響を受ける人も多いです。
また、ノンフィクションのドキュメント番組などで活躍する看護師の姿を見て、看護師を目指した人もいます。

テレビを見る親子

【看護師になった理由】
4.専門職で安定した仕事だと思った

看護師は日本全国どこでも勤務先がありますし、専門職なので一度辞めても復帰しやすいです。
さらに、常に人手不足の状態なので、ほかの職業と比べて仕事に就けないことが少ない傾向があります。


また、看護師になると決めた時期を調査したところ、高校生の40%がもっとも多く、中学生が20%、小学生以前が26%という結果でした。

看護師になることを決めた時期

(出典:看護師の26%は小学生以前に看護師になると決めていた!看護師になると決めた時期と志望動機について

将来の進路を決める時期といえる高校生が1位になるのは納得の結果かもしれません。
ただ、小学生以前と中学生を合わせると約半数にのぼるので、看護師になることが幼い頃からの夢だった人も多いんです。

このように憧れの職業である看護師ですが、実際に看護師になってみると、理想と現実のギャップはあるのでしょうか?

看護師の仕事をリアルにイメージしていた人は、理想と現実のギャップが小さい

看護師になったあと、イメージとのギャップを感じたことはありますか?

やっぱり、現実は医療ドラマとは違って、キレイごとばかりじゃないですよね(笑)
いろんな雑務もあるので、泥臭い部分もあります。
でも、それも看護師の面白みのひとつだと思っています。

私は母が看護師だったこともあり、看護師という仕事を美化していなかったので、ギャップはなかったです。
最近は「看護師になりたい!」という強い想いがあるわけでもなく、看護師を選ぶ人が増えているような気がします。
もちろん、なりたい理由は人それぞれだと思うのですが、せっかく仕事にするなら看護の魅力をもっと知ってほしいって思うこともあります。
そのほうが看護師になってからのギャップが少ないんじゃないかな。

どんなギャップを感じる人が多いのでしょうか?

ギャップを感じている友人は、「オムツ交換や清拭(せいしき)など、介護のような業務がこんなに多いとは思わなかった」と言っていました。
たしかに、ただ体を拭いて着替えを手伝うだけなら看護師じゃなくてもできる仕事です。
でも、科学的根拠を持って全身を観察して、患者さんに異常がないか判断するまでが看護師の仕事だと思っています。
(清拭とは、患者さんの身体を拭くことです)

一言で「看護師」とくくれないくらい、いろんなタイプの人がいますよね。
介護のような業務が苦にならない人もいれば、できればやりたくない人もいる。
なかには、患者さんとしゃべりたくないから、オペ室勤務を希望したという人もいました。
オペ室だと麻酔がきいたら患者さんはすぐに寝ちゃいますから。

たしかにそうですよね。
診療科によって仕事の性質が違うから、自分に合った診療科で働くことが重要だと思います。

勤務先によって、頭と心のどちらを多く使うかという違いがあるような気がしています。
オペ室やICUなどは患者さんとのコミュニケーションが少ない分、頭を使う機会が多いかもしれません。

同じ看護師でも、働き方によって全然別の仕事のように感じることもあります。

Kさんは看護師を経験された後に、企業保健師として働かれているんですよね。
働き方の違いを感じていますか?

看護師として大学病院で勤務していたときは夜勤がありましたが、企業保健師になってからは日勤で土日休みになったので、体力的にゆとりができました。
最近は、仕事帰りに同僚と皇居のまわりをランニングしてます!

OLさんみたいでいいな~!

看護師っぽくない生活ですよね(笑)

「看護師っぽい」って、どんなイメージですか?

看護師の実態を知っている人が言う「看護師っぽい」は、疲れている・細かい・きびしいっていう意味です(笑)

こんな感じですか?

疲れていて眼光がするどい看護師

(出典:【漫画】看護師あるある!看護師ならわかる日常的な行動パターン16選

そうですね(笑)

・・・と、ここからは看護師の習性について、しばし盛り上がりました。

あなたに合う看護師のキャリアを重ねていこう

看護師になることが幼い頃からの夢だった人が多いものの、働きはじめてからのギャップは少なからずあります。
でも、勤務する診療科や医療機関によって看護師の仕事内容ややりがいが大きく違うので、あなたに向いている診療科や勤務先を選ぶことが重要なんです。

看護師の仕事のやりがいは、「看護師がやりがいを感じる瞬間」の記事でも紹介していますので、確認してみてくださいね。

さらに、今読んでいただいている「ナオコに聞く看護師転職成功術」では、さまざまな診療科や勤務先で働くメリット・やりがいをくわしく解説しています。
こちらも、ぜひチェックしてください。


いかがでしたか?

あなたが看護師になった理由を、久しぶりに思い出していただけたでしょうか。
忙しい日々ですが、ときには初心に帰りながら、あなたのキャリアについても考えてみてくださいね。

ナオコの転職業界 本音トーク

ナオコさん、相談です。

あら、何かしら?

実は私の友達のナースが転職を考えていて・・・。

今、どこかの転職情報サイトを利用しようとしているそうなんですが、自分の個人情報をやみくもに登録するのはイヤだし、どうしようか迷っているみたいで・・・。

そうなのね。
じゃあ転職情報サイトの選び方をアドバイスしておこうかしら。

ほわわわ!
ぜひお願いします!

えっとね。
転職情報サイトを選ぶ際のポイントはね・・・。

そのサイトの「運営会社」をチェックすることよ。

運営会社・・・ですか?

そうよ。
実は運営会社によって、取り扱っている求人にバラつきがあるのよ。

たとえば、●●社では紹介してもらえた求人が、■■社のサービスを利用すると紹介してもらえないケースがあったりするの。

えええ!?
そんなことがあるんですか・・・!?

そうよ。
正確には「●●社にはあった求人が■■社にはないことがある」と言ったほうが分かりやすいわね。

えっ、ど、どうしてそんなことが起こるんですか・・・?

それはね、求人紹介会社のビジネスを考えれば分かるわ。

求人紹介会社はボランティアで求人を紹介しているわけじゃない。
ビジネスで求人を紹介しているの。
看護師の転職を成功させることで、求人情報を登録していた会社から紹介料をもらっているのよ。

で、今、紹介会社はものすごく増えている。
そんな激化する求人業界において、紹介会社同士の差別化をはかれる部分、それが「求人情報」なの。

つまり、“他社よりいい求人情報を取り扱っているかどうか”で、紹介会社の価値が決まるのよ。

紹介会社からすると、求人情報はいわゆる“自社の商品”になるわけね。

ほわわ・・・。
いい求人情報を揃えることが、その紹介会社の運命を握るんですね・・・。

そうよ。
だからね、転職情報サイトを選ぶ際は“そのサイトにどれだけ魅力的な求人が掲載されているか?”という視点で選ぶといいわ。
あとは求人のは「量」なんかも大事よ。
量がたくさん掲載されているということは、転職者ごとの条件に合った求人も多いはずだから。

求人の「量」・・・。

そう。
言い換えると、「求人の掲載件数が少ない転職情報サイト」は避けたほうが無難ってこと。

・・・そう考えるとね、ぶっちゃけなところ、大手の紹介会社が運営するサイト以外の選択肢はないのよ。

えっ・・・!?

今の時代、いろいろな転職情報サイトがあるわ。
でもね、やっぱり、大手の求人サイトには、大手なりの強みがあるのよ。
一言でいえば、単純に「病院とのネットワーク」の強さが違う。

病院とのネットワーク・・・!?

大手の中には古くから求人紹介ビジネスをおこなっている会社があるわ。
そういう会社は多くの病院にたくさんの看護師を紹介してきた。
その実績があるからこそ、病院側はその求人会社を信頼して、ほかの紹介会社には出さないような「特別な求人」を出したりするのよ。

特別な求人・・・?

そうよ。
その求人会社にお世話になっているからこそ、その紹介会社にだけスペシャルな求人を出すってこと。
そうすれば、その紹介会社を利用する看護師も増えるでしょ?
病院と紹介会社は持ちつ持たれつの関係なの。
いい意味でね。

なるほどです・・・。

あと、大手の紹介会社を選ぶメリットはもうひとつあるわ。

それは何ですか?

大手の紹介会社の場合、「キャリアアドバイザー」の“質”が平均して高いってことね。

キャリアアドバイザー?

キャリアアドバイザーって、ナオコさんみたいに、求人の紹介や面接のサポートなどをしてくれる人のことですか?

そうよ。
大手はキャリアアドバイザーの“質”が違う。
なぜなら、単純に優秀な人が集まりやすいから。

優秀な人が集まりやすい・・・!?

大手の紹介会社はお給料がいいこと以外にも、そこで働くやり甲斐も大きいわ。
誰しも大企業で働くことに憧れるでしょ?
だから、優秀なキャリアアドバイザーが他社からどんどん転職してくるの。

説明が長くなっちゃったけど、私の話を総合すると、転職で失敗したくないのなら、まずは大手の紹介会社が運営している転職情報サイトに登録したほうがいいってこと。

たとえば、リクルートが運営している「ナースフル」とかね。

ほわわわ・・・。 看護師の転職は奥が深いです・・・!

もっと知識をつけませんか?

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