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看護師のストレスとメンタルヘルス コーピングスキルを身につけよう

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仕事や生活のなかで感じる「ストレス」は、病気とも密接に関係しているといわれています。看護師として長く働き続けるためには、ストレスを上手に解消して心も身体も健康でいることが重要です。
看護師に多いストレス要因と、仕事を続けるうえで知っておきたいコーピングスキルについて紹介します。

看護師に多いストレスの要因は?

労働環境におけるストレス負荷には「質的負荷」と「量的負荷」があります。
「質的負荷」とは、業務の難易度・困難度のことで、「量的負荷」には、慢性的な業務過多・それに伴う長時間労働や超過勤務・休日労働などがあげられます。
医療機関は全職種で質的負荷、量的負荷がともに比較的高い職場といえます。

看護師は、患者さんや家族とのコミュニケーション、患者さんの生命に影響を及ぼす可能性がある高度な医療処置など、緊張感が高い現場で働いており、質的負荷が大きいといえます。
また、慢性的に多忙さを極めている現場でもあり、量的負荷で疲弊する看護師も少なくありません。

「看護業務は労働負荷の変動が大きく、仕事のコントロールが低い」と報告されています。「労働負荷」とは質的負荷・量的負荷の双方をあわせたもので、状況に応じて仕事量の変動が大きいことはストレスの原因となります。

また、他の職種に比べても仕事のコントロールが低いのが看護業務の特徴でもあります。
「仕事のコントロール」とは、仕事のペースや順番、やり方を自分で決めることができたり、職場の方針に自分の意見が反映できたりする自由度を示すものです。
看護師の場合は患者さんの状況や周囲のスタッフの動き、医師の指示などによって仕事のペースが決められることが多く、順番ややり方も制約が多い職種だといえます。

労働負荷の変動と仕事のコントロールが低いことが重なると、よりストレスが高まりやすいといわれており、心身に影響を及ぼすリスクを抱えて仕事をしていることになります。

コミュニケーション不足が「ストレス」に

もうひとつ、大きなストレスとなるのが職場の人間関係ではないでしょうか。人間関係は、転職を考える大きなきっかけになります。

看護師の人間関係のひとつは医師や同僚の看護師、他のコメディカルとの関係です。コミュニケーションが不足すると仕事がスムーズに進まないのが医療現場であり、それは看護師のストレスをさらに高めてしまうことにつながります。

患者さんや家族との関係でも、暴力をふるわれてしまったり、クレームをつけられてしまったりと、看護師は最初に患者さんや家族に対応することが多く、ストレスがたまりやすいといえるでしょう。

ストレス自体をなくすことは難しいものですが、ストレス対処の行動(ストレスコーピング)を理解し、日々のなかで適切にストレスを解消していくことが、心身への影響を抑えることにつながります。

ストレスコーピングとは?

ストレスに直面したときにその状態に伴う心身への影響などを減少させ、受け入れるための認知的、行動的努力を「コーピング」といいます。
代表的なコーピングに、①ストレスを引き起こす刺激(ストレッサー)自体を除去する対処法(問題焦点型コーピング)、②ストレスを受けている状況によって引き起こされた情動を処理する方法(情動焦点型コーピング)があります。

問題焦点型コーピング

問題焦点型コーピングは、ストレスの原因に対して、自分が努力したり、周囲の理解や協力を得たりしてストレスの原因解決をはかることです。
周囲に相談してアドバイスを求めて行動に移すことや、避けられないストレスに対して自らが回避する行動をとることも問題焦点型コーピングのひとつの方法です。

情動焦点型コーピング

ストレスの原因を解決する方法がない場合に感情を表出したり、話を聞いてもらうことで気持ちの整理をつけたりする方法です。逆に表に出すことなく心のなかで抑圧することでうまくいくこともあります。
ストレスの原因に対して見方や発想を変えたり、たっぷりと睡眠をとったり、運動や趣味などのストレス解消、ストレッチや音楽などのリラクゼーション方法で気分転換をはかったりすることも含みます。

労働負荷が大きくなると、物事の捉え方も変わり、ストレスの影響を受けやすくなります。緊張感のある医療現場で長く活躍するためには、物事の捉え方を意識的に変えるなどのコーピングスキルが大切です。

ナースフルでは働く看護師さんを応援しています。
転職についてお悩みの方はこちらのフォームよりご相談ください。

厚生労働省:働く人のメンタルヘルス・サポートサイト

日本看護協会:看護職の働き方改革の推進

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