リクルートの看護師転職パートナー ナースフル

閉じる

明日役立つ手技から働き方、医療ニュースまで、看護に活かせる情報をお届け ナースフルマガジン

看護のプロとして覚えておきたいスキンケアの基本

最新ナースコラム > 医療の最新ニュース

当コンテンツは株式会社 リクルートメディカルキャリアが運営する「ナースフル」というサイト内のコンテンツです。
もし、当コンテンツに関してご不明な点がある場合は、こちらの運営者情報ページからお問い合わせください。


看護師は、日勤、夜勤で生活リズムが変わり、睡眠不足やストレスでスキントラブルを抱える人もいます。また、化粧水の選び方がスキントラブルの原因になっているケースも。看護のプロとして、日頃の自身のスキンケアケアにも、患者さんのケアにも役立つスキントラブル予防について紹介します。

日常的なスキントラブルの原因は?

肌の状態が不安定になるのは、夏の汗や冬の乾燥などの季節による変化、寝不足や食生活の乱れ、ホルモンバランスの変化などの体調による影響などがあげられます。これらの影響をできるだけ除外することが重要であると同時に、肌の新陳代謝を保つためのスキンケアがポイントになります。

スキンケアで重要となるのが保湿。しかし、肌に合わない化粧水や乳液などの使用、間違ったケアが逆にスキントラブルの原因になることもあります。化粧品によるスキントラブルの主な原因は、例えば化粧水に含まれるアルコールなどの成分や摩擦などによる「刺激」と成分への「アレルギー反応」です。

刺激によるスキントラブルは、化粧品使用直後から数時間以内にピリピリとした刺激や赤み、かゆみなどが現れます。アルコールでかぶれる人はアルコールフリーのものを使用する、肌のうえでこすらないなど、刺激を避けることが重要です。

アレルギー性の接触皮膚炎は、香料やパラベンなどが原因となることが多いですが、どの成分にアレルギーを持つのかは人によって異なります。接触皮膚炎の場合、かゆみや腫れなどの症状がすぐに現れるケースよりも、数日から場合によっては数ヵ月後に現れることが多いといわれます。こうした症状が現れた場合には皮膚科を受診して治療するとともに、パッチテストを受けてアレルギーが起こる成分を把握し、その成分が含まれる化粧品を避けることが重要です。

肌のタイプに合わせたケア用品を選択しよう

日頃のケアでは、乾燥肌や脂性肌、敏感肌など、肌のタイプに合わせた化粧水や乳液を選択することも大切です。洗顔後につっぱったりかさついたりする乾燥肌の人は、特に保湿を意識してケア用品を選びましょう。加齢に伴って皮脂の分泌量は減少するため、年齢肌に応じた化粧品を選ぶことも大切です。

一方で肌の油分量が多く、にきびができやすい脂性肌の人に意外と多いといわれるのが過剰な保湿。インナードライを改善しようと保湿をしすぎてにきびや発疹ができることもあります。特に乾燥が気になる冬場は保湿が大切ですが、何事もやりすぎは禁物といえるでしょう。

患者さんに対するスキンケアのポイント

スキンケアの重要性は、患者さんへのケアでも同様です。なかでも高齢者は、皮脂が減少して皮膚が乾燥しやすいのが大きな特徴。皮膚表面のいわゆる“キメ”となる皮溝や皮丘がなくなっていき、皮膚が薄く脆弱になります。患者さんへのケアも日常的なスキンケアと考え方は同じですが、高齢者の場合には、より愛護的なケアが求められるといえるでしょう。皮膚の構造や加齢による変化を十分に理解してケアすることが大切です。

例えば、おむつを使用している患者さんの場合、おむつのなかが蒸れて皮膚がふやけやすくなります。ふやけた皮膚は、乾燥した状態と同様に皮膚表面のバリア機能が失われた状態。排泄物による汚れは刺激の少ない洗浄剤をしっかりと泡立ててこすらないようにして落とします。入浴や清拭は皮膚を観察する場と考え、トラブルを早期に発見して対応しましょう。

また、洗浄後はしっかりと保湿して乾燥や刺激から守ります。刺激が少ない保湿剤を選択して十分量を塗布しましょう。クリームなら人差し指の先端から1つ目の関節まで(フィンガーティップユニット)で、両手のひら分の面積が保湿できます。ローションなら1円玉分が目安で、少し量が多いと感じるくらいがちょうどいいといわれています。また、おむつを使用している高齢者では、撥水性のクリームなどを使用して皮膚表面を保護することが感染などのスキントラブル予防になります。

皮膚の構造やケアを学ぶことは、看護師自身のスキンケアにも、患者さんによりよいケアを提供することにも役立ちます。スキンケア用品も成分や基材、特徴を知ることで上手に使いこなすことができるようになるのではないでしょうか。

ナースフルでは働く看護師さんを応援しています。
転職についてお悩みの方はこちらのフォームよりご相談ください。

TOPへ