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スキルアップを目指したい!准看護師が取得できる実践に役立つ資格は?

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准看護師にとってのキャリアアップは正看護師資格の取得になるでしょう。日本看護協会でも准看護師が正看護師になるための進学サポートを行っており、全日制、定時制、通信制の養成施設があります。しかし、現場でのスキルアップを目指すなら、准看護師も取得可能な資格がいくつかあります。今回はそのなかから代表的なものを紹介しましょう。

透析や糖尿病患者さんのケアに役立てるなら……

維持透析のサテライトクリニックや糖尿病患者さんが多いクリニックなどの場合、足病変がある患者さんが多く通院します。そこで役立つのがフットケアの知識とスキル。患者さんのケアをするだけでなく、指導する際にも役立つのがフットケア指導士の資格です。

これは、日本フットケア学会が認定している資格で、日本フットケア学会に所属し、3年以上の実務経験があってフットケアに携わっていれば准看護師も受験できます。受験を希望する人は、毎年6月頃に開催されているフットケア指導士認定セミナーの受講が必要です。認定試験は毎年3月頃。試験は学会が指定する参考テキストから出題されます。

学ぶのは、フットケアを実践するうえで必要な解剖生理学や病態生理学、アセスメント、検査、ケアの方法、生活指導など幅広く、実践で活かすことができる資格といえるでしょう。看護師の間でも、フットケアは自律的に行うことができるケアのひとつとして関心が高い分野です。資格を取得することで自信にもつながるのではないでしょうか。高齢者のケアに携わる准看護師にも役立つ資格です。

呼吸器疾患の患者管理やケアを学ぶなら……

呼吸器領域は救急・周術期の急性呼吸不全だけでなく、肺炎やCOPDなど高齢化とともに、患者さんが増加する疾患も含めて幅広くなっています。こうした呼吸器疾患の病態や患者管理、呼吸機器の取り扱いなどを幅広く学ぶことができるのが呼吸療法認定士です。これは、日本胸部外科学会、日本呼吸器学会、日本麻酔科学会の3学会合同の認定資格で、准看護師にも受講資格があります。実務経験が2年以上で、認定委員会が認める学会や講習会に参加して各講習会が定める点を合計12.5点以上取得している人が対象です。過去22回実施された認定で4万6,000人以上が合格しており、准看護師の合格者も473人います。

また呼吸器領域では、日本呼吸ケア・リハビリテーション学会が認定する呼吸ケア指導士も准看護師が対象職種のひとつです。呼吸ケア指導士は、学会に継続して3年以上所属し、所定の研修で50単位以上取得することで申請することができ、認定委員会で認定されると資格を取得できます。慢性期のCOPDや肺炎、人工呼吸器装着などの患者さんに対して適切な呼吸リハビリテーションやケアを提供できる知識とスキルを身につけることができます。

どちらの資格も呼吸器疾患のケアを広く学ぶことができるため、自分の勤務先で求められているケアの内容や知識に応じて、まずはどちらかにチャレンジするのがよいのではないでしょうか。

医療も介護もニーズが高い資格なら……

今後ますます認知症ケアの専門知識を持つ医療・介護従事者のニーズは高くなります。その認知症ケアの専門的な知識を学ぶことができる資格に認知症ケア専門士があります。

認知症ケア専門士は、認知症ケアを提供する施設や団体、機関などで過去10年間のうち3年以上認知症ケアに携わっていることが受験資格となっています。その他に資格の有無は問われないため、准看護師として認知症ケアの現場で3年以上の実務経験があれば受験が可能です。医療機関だけでなくデイサービスやグループホーム、特別養護老人ホームなどの介護施設で活躍する人が資格を取得しています。介護系への転職を考えている人にとっても認知症ケアを学んでいることは大きな強みになるのではないでしょうか。

資格を取得するとなると期待してしまうのは給与アップですが、学会認定資格の場合は反映されないケースがまだ多いようです。しかし、知識やスキルを深めることで看護がより深まり、仕事へのモチベーションにもつながります。また、学会に参加する機会も増えるため、職場以外にも交流の場を広げることができ、情報交換ができたり、ケアの相談ができたりすることも。准看護師で取得可能な資格は他にもあります。興味のある領域でどんな資格があるか、准看護師でも取得できるのか、まずは各学会のホームページでチェックしてみましょう。

ナースフルでは働く看護師さんを応援しています。
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参考
日本フットケア学会:フットケア指導士認定について

医療機器センター:「3学会合同呼吸療法認定士」認定制度

日本呼吸ケア・リハビリテーション学会:呼吸ケア指導士制度について

日本認知症ケア学会認定認知症ケア専門士公式サイト

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