リクルートの看護師転職パートナー ナースフル

閉じる

明日役立つ手技から働き方、医療ニュースまで、看護に活かせる情報をお届け ナースフルマガジン

手当で給与アップ! 今の職場で年収を増やす方法は?

最新ナースコラム > ナースのお仕事

当コンテンツは株式会社 リクルートメディカルキャリアが運営する「ナースフル」というサイト内のコンテンツです。
もし、当コンテンツに関してご不明な点がある場合は、こちらの運営者情報ページからお問い合わせください。


職場を選ぶ際に優先する条件は人によって異なりますが、看護師に限らず、「最優先の条件だけクリアできれば後は我慢!」というわけにもいきません。
「人間関係は良いけれど……」「通勤しやすいけれど……」の後に続くことが多い「給与が安い」をキャリアアップでカバーしましょう。

今の職場で給与を上げるには?

給与アップを目指す確実な方法は、昇進することです。看護師長、看護部長などの管理職になれば、当然給与も上がります。
日本看護協会による調査では、副看護部長相当職以上の管理職の年収は平均719万3,631円で、700~800万円未満、800~900万円未満がともに22.1%でした。医療機関の規模によっても異なりますが、非管理職に比べると給与面では大きな違いがあります。

管理職になるには、看護師としての豊富な経験だけでなく、看護師個人の能力を伸ばして働きやすくする環境づくりや組織運営のマネジメントなど、幅広い能力が求められます。
ポストには限りがありますが、認定看護管理者の資格を取得したり、大学院を修了したりと、自己研鑽を重ねて管理職を目指すのもひとつの選択肢です。

スペシャリストは給与面で評価されにくい?

もうひとつの給与アップの方法は、スペシャリストとして活躍することです。管理職になるよりも現場で活躍したい人におすすめの方法ですが、確実に昇給が見込める管理職とは異なり、医療機関によって給与面での評価に差があるといえそうです。
人事制度が充実している医療機関では、高度専門職群として評価される専門看護師や認定看護師・特定行為研修修了看護師は、他の看護師とは違う賃金体系になっている場合もあります。一方で基本給に資格手当がつく程度、あるいはその制度もない医療機関もあります。スペシャリストとしてキャリアアップをはかるなら勤務先の賃金体系は事前に確認しておきましょう。資格をとることで医療機関側にどのようなメリットがあるのかを具体的に提示して経営側にアピールするなど、自分で働きかけていくことも必要です。

医療機関の収入になる資格取得を目指す

医療機関の規模やその他の要件を満たしているかどうかによっても算定可能かどうかは異なりますが、研修を受けている看護師の配置が診療報酬算定の要件となっている資格も多くあります。算定が可能であれば医療機関の収入に反映されるため、給与アップにつながる可能性が高いといえるでしょう。

●主な専門看護師・認定看護師の研修が診療報酬の算定要件に該当するもの

診療報酬項目 研修が算定要件に該当する資格
緩和ケア診療加算
外来緩和ケア管理料 他
がん看護専門看護師
緩和ケア認定看護師
がん性疼痛看護認定看護師
がん化学療法看護認定看護師
乳がん看護認定看護師
がん放射線療法看護認定看護師
がん患者指導管理料2 がん看護専門看護師
精神科看護専門看護師
緩和ケア認定看護師
がん性疼痛看護認定看護師
がん化学療法看護認定看護師
乳がん看護認定看護師
がん放射線療法看護認定看護師
精神科リエゾンチーム加算 老人看護専門看護師
精神看護専門看護師
認知症看護認定看護師
栄養サポートチーム加算 摂食・嚥下障害看護認定看護師
感染症防止対策加算1 感染症看護専門看護師
感染管理認定看護師
糖尿病合併症管理料 慢性疾患看護専門看護師
糖尿病看護認定看護師
糖尿病透析予防指導管理料 慢性疾患看護専門看護師
糖尿病看護認定看護師
透析看護認定看護師
褥瘡ハイリスク患者ケア加算
在宅患者訪問褥瘡管理指導料
在宅患者訪問看護・指導料、同一建物居住者訪問看護・指導料(3)※人工肛門のケア
皮膚・排泄ケア認定看護師
呼吸ケアチーム加算 急性・重症患者看護専門看護師
集中ケア認定看護師
新生児集中ケア認定看護師
救急看護認定看護師
小児救急看護認定看護師
慢性呼吸器疾患看護認定看護師
認知症ケア加算1 老人看護専門看護師
精神看護専門看護師
認知症看護認定看護師
排尿自立指導料 皮膚・排泄ケア認定看護師
脳卒中リハビリテーション看護認定看護師
特定集中治療室管理料1、2

急性・重症患者看護専門看護師
集中ケア認定看護師
救急看護認定看護師
新生児集中ケア認定看護師
小児救急看護認定看護師

※特定行為にかかる看護師の研修制度で「呼吸器呼吸器(気道確保に係るもの)関連」「呼吸器(人工呼吸療法に係るもの)関連」「栄養及び水分管理に係る薬剤投与関連」「血糖コントロールに係る薬剤投与関連」「循環動態に係る薬剤投与関連」「術後疼痛関連」「循環器関連」「精神及び神経症状に係る薬剤投与関連」の8区分の研修

※別途診療報酬の算定要件があります。

認定看護師や専門看護師以外でも、糖尿病透析予防指導管理料の看護師要件に糖尿病療養指導士や、精神科リエゾンチーム加算、認知症ケア加算1の日本精神科看護協会の精神科認定看護師の資格(認定証発行者)のように、学会の認定資格や研修を修了することで診療報酬の算定が可能なものもあります。関連する学会のホームページで確認しましょう。

自分が学び、実践する専門性の高いケアが給与として反映されればよりモチベーションも高まるのではないでしょうか。長く働きやすい勤務先でキャリアを積むだけでなく、資格取得で自身の価値を高め、給与アップを目指しましょう。

ナースフルでは働く看護師さんを応援しています。
転職についてお悩みの方はこちらのフォームよりご相談ください。

参考

日本看護協会:2012年病院勤務の看護職の賃金に関する調査報告書

日本看護協会:病院で働く看護職の賃金のあり方 日本看護協会の提案

厚生労働省:疑義解釈資料の送付について(その1)

日本看護協会:診療報酬・介護報酬

日本看護協会:認定看護師・専門看護師教育における研修が算定要件に該当する診療報酬項目一覧

日本糖尿病療養指導士認定機構

日本精神科看護協会:精神科認定看護師による診療報酬の算定

TOPへ