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飯田恭子先生の 「明日使える」ナースのための英語Lesson 第8回 服薬支援

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旅行中などに外来を受診する外国人患者さんや、入院中の外国人患者さんの服薬支援は、看護師にとっても重要な業務のひとつです。
医師や薬剤師と連携をはかり、患者さんの理解度を確認しながら、継続して薬物療法ができるようにコミュニケーションをはかりましょう。

【今回の場面】

手術後の痛みを取るために鎮痛薬を処方された患者さん。
吐き気を訴えたため、患者さんから話を聞き、医師に確認したうえで説明を行いました。

〈会話例〉

ミセススミス、
Mrs. Smith,
ハウ ドゥー ユー フィール ナウ?
how do you feel now?
スミスさん。
気分はいかがですか?

アイフィール ベター トゥデイ ザン ラスト ナイト
I feel better today than last night.
今日は昨夜よりはいいようです。

ホヮット ワズ ユア コンプレイント ラスト ナイト?
What was your complaint last night?
昨晩はどうなさいましたか?

アフター ディナー アイ トゥック ザ メディシン
After dinner, I took the medicine.
アンドアイ フェルト ノゥズィアス
And I felt nauseous.
夕食後、薬を飲みました。
吐き気がしました。

ディド ユー ボーミット ラスト ナイト?
Did you vomit last night?
昨晩は吐きましたか?

ノー。
No.
バット アイ フェルト シック トゥ マイ ストマック
But I felt sick to my stomach.
いいえ。
でも胃がムカムカしました。

ドゥユー ハヴ エニイ アザー シンプトムズ ナウ?
Do you have any other symptoms now?
他に症状はありますか?

ノー。
No.
ノー アザー シンプトムズ
No other symptoms.
いいえ。
他に症状はありません。

オーケー。
Okay.
アイ ウィル チェック ザ シンプトムズ ウィス ザ ドクター
I will check the symptoms with the doctor.
わかりました。
医師にその症状について確認します。

ドゥ ユー フィール ライク スローイング アップ ナウ?
Do you feel like throwing up now?
今、吐き気はありますか?

アイフィールライク スロゥイング アップ ア リトル
I feel like throwing up a little.
少し吐き気があります。

オーケー。
Okay.
プリーズ ウェイト フォー ア ホヮイル
Please wait for a while.
わかりました。
少し待ってください。

~医師に確認する~

ミセススミス、
Mrs. Smith,
アイ チェックド ウィス ザ ドクター
I checked with the doctor.
スミスさん、
医師に確認しました。

イズ ザ シンプトム コーズド バイ アン イルネス
Is the symptom caused by an illness
オア ア メディシン?
or a medicine?
吐き気は病気のせいでしょうか。
薬のせいですか?

ザ ドクター ワズ ジャッジド イット アズ ワン オブ ザ
The doctor judged it as one of the
サイド エフェクツ オブ ディス アンティフィーブライル
side effects of this antifebrile.
医師はこの解熱剤の副作用だと言っていました。

ウィーアー ギビング ユー サム ストマック メディシン トゥ
We are giving you some stomach medicine, too.
胃薬も出ました。

オーケー
Okay.
キャンアイ テイク イット トゥギャザー ウィス ジ アザー メディシン?
Can I take it together with the other medicine?
はい。
この薬は他の薬と一緒に飲んでいいのですか?

イエス。
Yes.
ユー キャン テイク イット トゥギャザー
You can take it together
ウィス ジ アザー メディシン
with the other medicine.
はい。
一緒に飲めます。

テイク ワン タブレット スリー タイムズ ア デイ
Take one tablet three times a day
ウィズイン ハーフ アン アワー アフター ミール
within half an hour after meal.
1日3回、食後30分以内に1錠ずつ飲んでください。

サンキュー
Thank you.
ありがとう。

プリーズ テル ミー イフ ユー ハヴ エニイジング エルス
Please tell me if you have anything else
トゥ ウォーリィ アバウト
to worry about.
何か他に気になることがあったら言ってください。


今回は病棟での服薬支援の場面を紹介しました。
薬の飲み方や副作用の管理など情報の提供、収集が非常に重要となり、外国人の患者さんの不安を解消するかかわりが求められます。

ポイント1:飲み方の表現を覚えよう

薬剤は、内服薬だけでも食前、食間、食後、1回何錠と、何パターンもの飲み方があり、坐薬や軟膏、湿布薬など、外用薬も含めると、多様な表現があります。

Take one tablet there times a dayテイク ワン タブレット スリー タイムズ ア デイの、tabletを capキャップcapsuleキャプスュル)に変えて、two caps three times a dayトゥー キャップス スリー タイムズ ア デイとすれば、1日3回2カプセルずつとなります。
また、three times a dayをonce a dayワンス ア デイにすれば1日1回、twice a dayトゥワイス ア デイにすれば1日2回となります。
粉剤や散剤(powder medicineパウダー メディシン)の一包はpack、液剤は処方された量をmLで表現します。

薬の服用は治療において重要となる一方、わからないことがあると患者さんにとっては不安なものです。
1日何回、どんなときにどうすればよいか、明確に指示することが重要です。

〈外用薬〉
・軟膏:ointmentオイントメント
・湿布:compressコンプレス
・坐薬:suppositoryサポジトリー

で、軟膏のような適宜使用する薬剤の場合は、severalセブラル times a day(1日数回)、湿布の貼り替えはchangeと表現します。

また、服薬のタイミングについても表現を覚えておくとよいでしょう。

・食前:before meals
・食間:between meals
・痛みがあるとき:when you are in pain
・熱が出たとき:when you have a fever

ポイント2:副作用についての説明はしっかりと

服薬管理で重要となるのが、副作用についての情報提供です。
例えば、服用で眠くなる副作用がある場合には、「眠くなる」ことだけでなく、「車の運転や機械の操作をしないように」と細かい点も指導することが大切です。

〈例〉
 ディス ウィル メイク ユー スリーピー
・This will make you sleepy.
この薬は眠くなります。

 プリーズ ドゥント ドライブ オア オペレイト マシーナリィ
・Please don’t drive or operate machinery.
車の運転や機械の操作はしないでください。

また、あらかじめ起こることが予測される副作用を知っておくことで患者さんも安心します。

〈例〉
 ユア マウス メイ ビカム ドライ
・Your mouth may become dry.
口が乾くことがあります。

 ユー メイ ゲット パルピテーションズ
・You may get palpitations.
動悸がすることがあります。

今回紹介した会話の用語解説

nauseousノゥズィアス:吐き気がする
naut-は「船」と意味する単語で、もともとは船酔いという意味があります。
そこから派生して吐き気を意味する言葉となりました。
I feel nauseous. =I’m going to be sick.

vomitボーミット:嘔吐
nausea and vomitingは悪心・嘔吐
I feel nauseous.=I’m going to be sick.でも同じ意味です。

feel sickフィール シック:体調が悪い
sickは病気という意味で使われるほか、「吐きそう」「体調が悪い」というときにも使われます。
アメリカでは、wellウェルの反意語としてillイルunwellアンウェルより頻度が高いのがsickです。

■使用例■
seasickシーシック:船酔い
carsickカーシック:車酔い

throw upスロー アップ:吐く、戻す
=vomit
=spit up

(コラム)院外処方の場合はどうすればいい?

外来の患者さんは院外処方となる病院が多いですが、患者さんはどうすればよいかわからないことが多いため、説明を求められることがあります。
そんなときに使える会話例を紹介します。

〈例〉
 エニィ ファーマシー ザット アクセプツ プリスクリプションズ イズ ファイン
・Any pharmacy that accepts prescriptions is fine.
処方せんを受け付けている薬局ならどこでも大丈夫です。

 ユー キャン ゲット ザ メディシン フロム ア ファーマシー
・You can get the medicine from a pharmacy.
薬は薬局で受け取ることができます。

 プリーズ ゴー トゥ ザ ファーマシー カウンター
・Please go to the pharmacy counter.
薬局の窓口へ行ってください。

 プリーズ テイク ディス プリスクリプション トゥ アン アウトサイド ファーマシー
・Please take this prescription to an outside pharmacy.
院外の薬局に処方せんを持って行ってください。

 フォー ファーザー ディテイルズ プリーズ アスク ザ ファーマスィスト
・For further details, please ask the pharmacist.
詳しいことは薬剤師に尋ねてください。


監修:飯田恭子
AFS8期生。神戸女学院大学英文学科卒業、東京大学理科Ⅱ類から医学部保健学科、同大学院博士課程修了。保健学博士。東京都立保健科学大学大学院教授を経て、現在、首都大学東京名誉教授、日本医療科学大学保健医療学部長を務める。
主な著書:「カレントメディカルイングリッシュ」「カタカナでわかる医療英単語」(医学書院)、「ナースのための早引き看護用語・略語ハンドブック」「早引き看護・カルテ用語事典」(ナツメ社)など

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