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地域包括ケアシステムの中心的役割を担う訪問看護師

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住み慣れた地域で最期まで安心して暮らせるように

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高齢者の在宅復帰が増えるなか、地域包括ケアにおいてその中心的役割を担うようになってきたのが地域の「訪問看護師」です。
在宅における看護の仕事には「訪問診療」「訪問看護」がありますが、医師の診療に同行する訪問診療の看護師に対し、訪問看護師は1人で患者宅を訪問しケアにあたります。よって訪問看護師にはより、医療従事者として専門的な知識、ケアを提供するとともに、患者さんに最も近い存在として、その人の生活状況、家族背景なども踏まえてケアを提供することが求められます。また、在宅ではあらゆる疾患をもつ患者さんのケア、処置を行うため、疾患やそのケアに関する知識が必要なほか、フォーマル、インフォーマルに関わらず、社会資源を理解し、患者さんや家族の相談に応じる役割も担っています。

コミュニケーション力、アセスメント力が求められる訪問看護

 訪問看護師は、おもに訪問看護ステーションに所属し、主治医が発行する訪問看護指示書のもと、担当する患者さんを1日4〜5件まわり、病状の観察、体温や血圧、脈拍などの測定、その患者さんに必要な処置、ケア(排泄ケア、留置カテーテル管理、褥瘡ケアなど)を行います。医療機器のチェックや服薬管理、清潔保持なども限られた時間のなかで行わなければなりませんし、病院のように常に医師や看護師の目が行き届いているわけではないため、訪問時以外の患者さんの状況を家族から聞き取ることも重要な仕事です。訪問看護師のアセスメント力、専門職としての細かな気づきが、その後の患者さんの療養生活を大きく左右することもあります。
 訪問看護師は、こうしたケアを通じて、患者さんの病状の変化を把握し、必要に応じて医師と連絡を取って判断を仰いだり、場合によっては入院先の手配をしたりすることも。また、終末期の患者さんの看取りを行うこともあります。
さらに、患者支援は医師をはじめ薬剤師、リハ職や管理栄養士、ケアマネや介護職など多職種との連携のなかで進むので、情報共有やコミュニケーションが重要になります。患者さんや家族から話を引き出し、満足度を高めてもらうためのコミュニケーション能力、また多職種の人と連携する力など、看護技術以外のスキルも求められるため、自己研鑽や、地域内での情報収集、人間関係を構築したりといったフットワークの軽さも必要でしょう。

一人ひとりの患者さんとじっくり向き合う看護の醍醐味

 訪問看護と病院での看護の大きな違いは、患者さんが病院に入院する(来院する)のではなく、看護師が患者宅に“出向く”ということ。また、「治すための看護」というより「療養生活が健やかであるよう看護面から支援する」という色合いが強いのも違いの一つです。一人ひとりの患者さんや家族とじっくり向き合うことができ、家庭環境を踏まえたうえで、その人らしく最期まで過ごしてもらうためのケアをきめ細やかに提供できるのが訪問看護の醍醐味といえます。
 近年では教育・研修が充実し、比較的経験の浅い看護師の入職も可能な訪問看護ステーションが増えてきています。病院勤務で経験を積むなかで、より患者さんの生活により添う看護を実践したいと考える看護師にとっては、非常にやりがいのある職場だといえるのではないでしょうか。
 また、訪問看護では9時〜17時勤務が多く、緊急時の呼び出しを受けるオンコールへの対応もステーション内で交代しながら行うことが多いので、日勤、夜勤を行う病棟看護師に比べると、生活リズムは確立しやすく、家庭との両立も十分に可能です。勤務条件によってはオンコールなしというところもあるので、子育て中で復職の際に訪問看護を希望する人は、細かい条件を事前に確認するとよいでしょう。

訪問看護のお仕事まるわかり!実際に働くナースのインタビュー特集
https://nurseful.jp/houmonkango

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