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ナースフル・アンケート〜趣味の習い事&仕事に役立つ資格取得 編

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医療や看護では、患者さんの「生活の質(QOL)」向上の視点で治療法を選択したり、さまざまなケアを取り入れています。では、看護師自身のQOLはどうなのでしょうか。ナースフルでは、自分らしい生活を送ること、やりがいのある仕事をすることにつながる趣味や看護師としてのスキルアップに向けた資格取得についてアンケート調査を行いました。
※2015年3月、ナースフルメルマガ会員に調査。回答数494

今回のアンケート調査では、仕事と家庭を両立させながら、「趣味」としての習い事を続けることは難しい現状であることがわかりましたが、両立が可能であれば、「ストレス解消」や「仕事と私生活の切り替えができる」など、ほとんどの人が「仕事にもよい影響がある」と考えているようです。
 一方、仕事に役立つ資格取得については、資格取得を目指す、あるいは目指したいと考えている人が半数以上にのぼりました。看護師としてのキャリア形成において、専門性を高めることに関心が高い看護師は多いです。しかし、資格取得に向けて業務時間外に勉強をする看護師に対し、施設側の支援はまだ十分だとはいえない、などが現状として見えてきました。

趣味・習い事について

習い事をしている人は2割。週1~2回で、月1万円以下。人気は「ヨガ・ピラティス」
Q.現在、趣味としての習い事をしていますか?(仕事や転職のための資格取得などの勉強は含みません)n=494

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現在、「趣味の習い事をしている」と回答した人は20.6%と1/4以下でした。一方で「以前はしていたが、今はしていない」が33.0%、「趣味の習い事はしていない」が44.3%と、77%以上が「趣味としての習い事」をしていないという結果でした。

Q.どのような習い事をしていますか?(複数回答) n=102

ヨガ・ティラピス 24.5%
フィットネス・ジム 19.5%
楽器演奏(ピアノ、バイオリン) 15.7%
料理 12.7%
英語・英会話 8.8%
ダンス 6.9%
テニス 5.9%
手芸などのものづくり 4.9%
アロマテラピー 4.9%
英語以外の外国語 3.9%
ゴルフ 2.9%
書道・ペン字 2.9%
着物(着付け) 2.9%
ダイビング 2%
写真やビデオ撮影 2%
茶道 1%
華道やフラワーアレンジメント 1%
その他 15.7%

習い事の上位2つは身体を動かすもので、最も多かったのは「ヨガ・ティラピス」の24.5%、次いで「フィットネス・ジム」の19.5%でした。さらに、「楽器演奏(ピアノ、バイオリン)」「料理」「英語・英会話」などが続いています。しかし、趣味の習い事は回答が分散しており、その他には「乗馬」や「バレーボール」「ウクレレ」「パソコン教室」などの回答がありました。

Q.趣味としての習い事はどのくらいの頻度でしていますか? n=102

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最も多かったのが週1〜2回の48.0%と約半数を占めました。ついで月1〜2回が35.3%と、両者を合わせると約83%と多数を占めました。今回のアンケートでは、回答者の半数近く(45.1%)が病棟勤務で、夜勤などもある不規則な勤務であることから、仕事や家庭との両立、さらに習い事となると、可能な範囲が週1〜2回ないし、月1〜2回であることがうかがえます。

Q.趣味としての習い事には1か月どのくらいの費用をかけていますか? n=102

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習い事にかけている費用(月謝や参加費など)は5000〜1万円未満が最も多く、36.3%にのぼりました。次いで1〜2万の32.4%となっています。これは、習い事の一位である「フィットネス・ジム」の月会費や、「英語・英会話」などの月謝などの費用とみられます。

Q.以前していた習い事をやめた理由は何ですか? n=163

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とくに女性の場合、ライフステージによりプライベートの優先順位が変わってくるものです。「仕事と家事の両立で多忙なため」という回答が38.7%を占めたのは、看護師という多忙な仕事と家庭との両立をする人の場合、習い事に時間をかけるのは難しいためとみられます。仕事が多忙であることに加え、病棟看護師などは勤務も不規則のため、通学が必要な習い事の場合は続けるのが困難になると考えられます。

Q.今後やってみたい習い事はありますか?(複数回答) n=494

ヨガ・ティラピスなど 35%
英語・英会話 32.4%
フィットネス・ジム 30.4%
料理 21.9%
アロマテラピー 20.6%
楽器演奏(ピアノ、バイオリンなど) 18.8%
着物(着付け) 15.6%
書道・ペン字 15.2%
手芸などのものづくり 13.2%
テニス 11.5%
ダイビング 11.3%
華道やフラワーアレンジメント 9.7%
英語以外の外国語 9.1%
ダンス 8.9%
ゴルフ 5.5%
写真やビデオ撮影 5.5%
茶道 5.5%
囲碁将棋 1.4%
短歌や俳句 0.4%
その他 8.9%

「やってみたい習い事」では、「ヨガ・ティラピス」「英語・英会話」「フィットネス・ジム」の人気が高く、30%を超える回答率でした。そのほかには、料理、アロマテラピー、楽器演奏(ピアノ、バイオリン)などが人気です。また、その他としては、身体を動かすものとして「格闘技」「合気道」などがあがり、「手話」「点字」「陶芸」などの回答もありました。

Q.仕事と趣味の両立のメリットは何だと思いますか? n=494

仕事と家庭、そして習い事を両立させることの難しさはある一方で、習い事をすることが「ストレス解消になる」と回答する人が80.4%と非常に多く、「仕事と私生活の切り替えができる」(50.4%)、「教養を高めたい」(41.9%)など、習い事へのメリットを感じている人が多いことがわかりました。また、「健康維持・向上のため」をメリットとする回答も4割近くを占めるなど、自身の健康に対する意識の高さもうかがえます。

Q.趣味の習い事をすることが仕事にもよい影響を与えると思いますか?
n=494

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97%と、ほとんどの人が習い事をすることが仕事によい影響を与えると考えていることがわかりました。これは、先述の「趣味と仕事の両立のメリット」にもあげられたように、ストレス解消や仕事と私生活の切り替え、教養を高める、健康維持・向上、友人ができるといったあらゆる面が仕事の充実に好影響をもたらしていると考えられます。

資格取得について

資格取得への関心は6割強。週に1~3時間の勉強。人気が高いのは「認定看護師」

Q.仕事に役立てるための資格取得を考えていますか? n=494

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看護師として、専門的なスキルを身につけ、仕事に役立てようと資格取得を目指して勉強している、あるいは、資格取得を考えている人は62.6%にものぼりました。これは、スキルアップを目指す、あるいは看護師として専門性を高めるために、資格取得に関心の高い人が多いことがうかがえます。

さらに年代別にみると、20代前半の70%以上が「資格取得は考えているがまだ勉強はしていない」と回答しており、早い段階から看護師としてのキャリア形成について考えている現状がわかります。20代後半から40代までは年代による顕著な差は出なかったものの、20代後半から40代までの「その他」のなかにはすでに資格を取得している人もいました。また、50代以上では、資格取得を「考えていない」と回答する人が半数近くにのぼるなど、看護師としての自身のあり方をすでに固めている人が増える傾向にあると考えられます。

Q.資格取得に向けた勉強に費やす時間は1週間あたりどのくらいですか? n=69

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仕事、もしくは仕事と家庭の両立をしながら、さらにスキルアップのために資格取得を目指すのは、容易なことではありません。そんななか、資格取得に向けて週1〜3時間勉強時間を作っている看護師が最も多く、36.2%を占めていました。次いで1時間以内(27.5%)、4〜6時間以内(26.1%)となっていますが、なかには週7時間と、1日平均1時間以上資格取得に向けた勉強をしている人が8.7%いました。

Q.仕事に役立てるために取得を目指している資格はありますか? n=494

認定看護師(日本看護協会) 28.3%
専門看護師(日本看護協会) 19.2%
ケアマネジャー 19.2%
学会認定資格 16%
正看護師 9.7%
救急救命士 3.2%
その他 32.8%

看護師が取得を目指す資格のなかで最も人気が高いのは認定看護師(28.3%)でした。1995年に発足以来、全国に1万4000人を超える認定看護師が活躍しており、多くの認定看護師の活躍に刺激を受けて資格取得を目指す人がいるとみられます。
次いで、専門看護師の資格取得を目指す人が19.2%でした。特定看護師制度の研修が開始されるなか、より看護の専門性、深い知識や技術が求められるようになっていることも、関心の高さの背景にあると考えられます。
その他としては、「保健師」「助産師」「養護教諭」などを目指す人に加え、「社会福祉士」「臨床心理士」など、医療の分野で活躍する他職種もありました。

Q.資格を取得しようと思う動機は何ですか? n=494

現在の職場での看護スキル向上のため 56.7%
転職に有利になるため 32%
職場での待遇がよくなるため 14%
上司に勧められたから 5.3%
その他 19%

資格を取得しようと思った動機については、半数以上の人が「現在の職場での看護スキル向上のため」と回答しており、次いで「転職に有利になる」が32.0%でした。一方で、「職場での待遇がよくなる」といった労働環境や待遇などの改善、向上を動機としている人は14.0%にとどまりました。現在の職場での待遇の改善への期待は薄いものの、転職時には資格を持っていることがプラスになると考えている人が多いようです。施設によって有資格者が活躍できる環境、待遇面に違いがあることもその一因と考えられます。
また、その他としては「やりたい分野(助産師)の仕事をしたい」「自分自身の自信になる」などの回答に加え、すでに認定看護師や専門看護師などの資格を取得しているという人もいました。

Q.看護師としてのスキルアップに必要な資格取得について勤務先からの経済的支援はありますか?(複数回答) n=494

勤務先が受講料を負担してくれる(全額) 5.7%
勤務先が受講料を負担してくれる(一部) 16.6%
講習を受けた日(期間)の給与や賞与が支払われる(全額) 7.1%
講習を受けた日(期間)の給与や賞与が支払われる(一部) 5.5%
特に支援はない 66%
その他 5.3%

「資格取得に向けて勉強をしている」、あるいは「今は勉強していないが資格取得を考えている」と回答した人が62.6%と、半数以上が資格取得に興味を持っているなか、そのための支援については、66.0%の施設で「特に支援がない」状況であることがわかりました。特に取得したいと希望する資格の上位にある「認定看護師」や「専門看護師」は、長く臨床から離れて学ぶ必要があり、個人の負担が大きい現状がわかります。
ただし、割合としては少ないものの、「講習を受けた日(期間)の給与や賞与が全額支払われる」もしくは「受講料を全額負担してくれる」施設も一定数あることから、病院の方針による差が大きいといえるのではないでしょうか。

Q.仕事に役立つ資格を取得するには、受験のための勉強以外でどのような支援が必要だと思いますか? n=494

勤務先からの経済的支援 75.9%
家族の理解、協力 64%
配属先の先輩や同僚の協力 57.7%
その他 4%

資格取得の受験勉強以外で最も必要だと感じている支援は「勤務先からの経済的支援」であることがわかりました。資格取得に向けた支援について、「特に支援がない」の回答が66%にのぼる現状を踏まえると、資格取得に至るまでの期間の経済的な問題が看護師の資格取得のひとつの壁になっているとみて取れます。
また、取得したい資格の上位2つであった認定看護師や専門看護師は、長期にわたって現場を離れることにもなり、自宅からの通学ができないケースも少なくありません。家庭を持つ人にとってはハードルが高いともいえ、「家族の理解や協力」が必要だという回答も64.0%と高い回答率でした。

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