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日勤帯勤務希望者の増加で需要が増える「夜勤専従看護師」

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なぜ今、夜勤専従看護師の需要が増加しているのか?

enthusiastic Japanese nurse/意欲的な日本人看護師

近年は、より多くの看護師が長く定着して働き続けられるよう、ワークライフバランスを重視した働き方の実現を目指す病院が増えてきました。そのなかで、育児など家庭との両立をはかるため、日勤帯のみ勤務という働き方を選ぶ看護師も増えています。その一方で、「看護師の一人あたり月平均夜勤時間は72時間以下に抑えなければならない」という7対1の入院基本料規定を守るためには、夜勤対応の看護師はある一定数の確保が必須。そこで近年、需要が増えているのが「夜勤専従看護師」です。
 夜勤専従看護師は、夜勤のみに従事する特殊な働き方で、雇用形態は常勤・非常勤・パート・アルバイトと、施設によってさまざまです。日本看護協会では、『夜勤・交代制勤務に関するガイドライン』で、夜勤専従者の夜勤時間数の上限を休憩時間も含めて月144時間以内と提言しており、このガイドラインに沿った場合、1回の拘束時間を休憩も含めて16時間(※夜勤専従看護師の一般的な一回あたり拘束時間)とすると、勤務日数は上限で月9日となります。

「夜勤専従看護師」のメリットとは!?

 夜勤専従看護師は1回あたりの拘束時間は長いものの、ひと月あたりの勤務日数が少ない点が特徴としてあげられます。また、多くの施設では夜勤に対する手当を支給しているため、常勤扱いでない夜勤専従看護師の場合であっても、給与面のメリットは非常に大きいといえるでしょう。
 通常の三交代制勤務の場合、日勤→深夜勤→準夜勤→日勤などのシフトになる可能性もあります。その場合、勤務間隔の設定が短くなってしまい、十分な休息を取れないことも少なくありません。勤務間隔が短いまま夜勤帯に勤務をすると、夜中から明け方にかけての作業能力が極端に低下します。特に夜勤の場合は配置人数が日勤に比べて少ないため、患者さんの安全を守るという点でも看護師にかかる負担が大きいといわれています。
一方、夜勤専従の場合、勤務日数は少なく、勤務時間帯は夜間に限られるため、生活リズムそのものは安定しています。ただし、夜勤のみの場合は人間が生来持っている生活リズム(サーカディアンリズム)に反した働き方になるため、慢性的な疲労は避けられません。勤務日数を調整しながら、身体に負担がかからない範囲で働くことが求められます。

“向き・不向き”を見極めて自分らしい働き方を選択しよう!

 夜勤専従看護師は、日勤帯での患者さんの状況を申し送りだけで把握しなければならないため、連携がはかりにくかったり、日中の患者さんの状態を掴めないまま夜間の管理をしなければならないという難しさがあります。また、日勤帯とは異なり、処置や検査などはありませんが、急変時などには少ない人員での対応が必要です。オムツや体位交換などに追われたりと、決して楽だとはいえないかもしれません。看護技術や知識を習得する勉強会への参加機会も日勤と比べると少ないため、自身の看護のスキルアップについては自己研鑽が求められるでしょう。
そんななか、近年では院内保育園の整備などが進み、子どもを保育園に預けながら夜勤勤務ができる施設も増えています。「日中は子どもと一緒に過ごしたい」というママさん看護師にとっては、有効な勤務形態でしょう。また、子供の有無にかかわらず、日中の時間を趣味などに充てたい、金銭的な問題から効率的にたくさん稼ぎたい、という看護師にとっても、その人らしい働き方の選択肢のひとつになるのではないでしょうか。ただし、体調面の自己管理がより一層必要とされる点など、夜勤専従には“向き・不向き”があるといえそうです。求人サイトなどで情報を収集し、自分に合った働き方かどうか検討してみましょう。

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