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社会環境の変化や医療・看護の高度化により、看護師に求められる役割も多様化しています。
同様に情報を入手する方法もいろいろな選択肢ができ、多忙な看護師にとっては便利な時代になったともいえるでしょう。
では、実際に現場で働く看護師はどのように学んでいるのでしょうか。その実態についてアンケート調査を行いました。
※2015年1月、ナースフルメルマガ会員有効回答数433名へのアンケート

キャリアパス構築の取り組みが進み、院内外の研修機会も増加

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■知識や技術を学ぶためには「現場で先輩や同僚に聞く」

最も多いのは「現場で先輩や同僚に聞く」(67%)でした。
患者さんによってさまざまな対応が求められる看護師は、豊富な経験を持つ先輩などにその場で確認することから得るものが大きいということでしょう。

同じように高い回答率となったのは、ナースステーションや自宅で看護書を読んだり、研修に参加したりすること。
近年は院内外で多くの研修が行われていますが、これは看護学の体系化により、キャリアパス構築の取り組みが進められていることが背景にあるのでしょう。
院内でもキャリアに応じた継続教育(教育ラダーなど)が実施されており、認定看護師などのスペシャリストが研修を担う機会も増えています。

■約50%が休日にも情報収集

Q.仕事に役立つ情報収集や勉強はいつ行っていますか?(複数回答)n=426

帰宅後 71.6%
休日 50.9%
就業中 46.2%
就業中の休憩時間 24.2%
就業後に院内で 16.2%
通勤時間 12.0%
その他 1.9%

勤務が不規則で多忙な看護師の場合、勉強の時間を確保するのも大変ではないでしょうか。
そんななか、帰宅後に最も多く人が情報収集や勉強などを行っていることがわかりました(71.6%)。

次いで多かった就業中(46.2%)の学びは、先輩や同僚などに聞いたり、ナースステーションで看護書を見たりすることが多いと見られます。

また、休日という回答も50%を超えていました。集中的に勉強をする時間を確保するために休日を利用している人が多いと考えられます。

■1週間あたりの勉強時間、1割強が4時間以上!

Q.仕事に役立つ情報収集や勉強に1週間あたりどのくらいの時間を使っていますか? n=426

1時間以内 46.9%
1~3時間 40.1%
4~6時間 8.5%
7時間以上 3.1%
その他 1.4%

情報収集や勉強に使う時間は、1週間あたり1時間以内という回答が半数近くを占め、1~3時間と回答した人を含めると、87%と高い割合になっています。
しかし、4~6時間が8.5%、7時間以上(1日平均1時間以上)が3.1%と、多くの時間を学びに割いている人がいることもわかりました。

疾患や治療、薬剤に関する知識や情報に高い関心

Q.どのような勉強や情報収集をしていますか?(複数回答) n=426

疾患・治療 86.4%
薬剤 51.2%
看護技術 48.8%
医療機器の取り扱い 28.2%
コミュニケーション・接遇 28.6%
セルフケア支援 18.8%
家族支援 17.8%
リハビリテーション 8.0%
その他 7.0%

看護師は、疾患や治療を理解したうえで、患者の生活背景などに応じたケアや指導を行う必要があります。
看護師は数年おきに配属先が変わることも少なくないため、その都度、新たな知識やケアに必要な技術を習得することが求められます。
現場での実践に加えて疾患や治療について学んでいる人が86.4%と高い割合を占めているのは、こうした看護師ならではの背景もあると考えられます。

また、半数以上となる51.2%が回答している薬剤については、患者への薬剤の情報提供や服薬指導、副作用への対処など、多くの知識が求められます。
病棟に配属される薬剤師も増えていますが、投与指示が目的と一致しているか、薬剤の種類や単位は正確かなどを始め、誤薬、誤投与を防ぐためには、薬剤についての学びが必要だと考えている看護師が多いことがわかります。

最新のニュースや情報はインターネットで入手

Q.仕事に関する情報収集を行うために日常的に行っていることはありますか?(複数回答) n=433

医療・看護ニュースを見る 55.9%
看護系のwebサイトを閲覧する 40.2%
病院で購入している看護雑誌を見る 24.7%
院内の職員向けの掲示板を見る 24.5%
医療・看護ニュースを見る(新聞) 24.2%
関連学会のホームページや学会誌を見る 23.8%
看護系のメールマガジンを購読している 22.6%
自分で看護雑誌を購読している 15.7%
SNSや掲示板で情報を得る 7.4%
特に何もしていない 7.4%

情報収集のためのツールは多岐にわたっており、以前に比べて手軽に最新の情報を入手したり、欲しい情報を探し出すことができるようになりました。
なかでもネット環境が整っていれば時間や場所を問わずにニュースを見ることができる「医療・看護ニュースを見る(web)」(55.9%)、「看護系のwebサイトを閲覧する」(40.2%)が多くなっています。

その他には、割合としてはともに20%台ではありますが、院内の職員向け掲示板や学会のホームページや学会誌、看護雑誌などで満遍なく情報を得ている実情がわかります。

■仕事用スマホアプリの利用率は60%以上

Q.仕事に関するアプリでダウンロードしているものはありますか?(複数回答) n=433

スケジュール管理(シフト管理) 38.1%
医療・看護用語 27.5%
看護師求人情報 22.4%
薬剤情報(辞典) 14.1%
医療・看護ニュース 13.2%
看護・介護e-ラーニング 6.5%
看護国試対策 2.5%
特にアプリは使っていない 39.3%

総務省の情報通信白書(平成25年版)によると、スマートフォンの普及率は49.5%で、若い世代ほどその割合が高くなっています。それに伴い、さまざまなスマホアプリが登場しており、看護分野でもスケジュール管理や医療・看護用語辞典、求人情報の閲覧などのアプリが充実しています。
今回のアンケートでも、「特にアプリは使っていない」と回答した人は433人中170人(39.3%)となっており、60%以上の人がアプリを仕事に役立てていることがわかりました。

医療の進歩や疾病構造の変化、医療や看護に求められるものの多様化など、仕事を行ううえで学びの機会の需要も高まっており、その機会も増えています。
看護師のみなさんは、多忙ななかでも最新の情報を入手し、日ごろから実践に役立つ学びを深めていることがわかりました。

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