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ここが変わった!准看護師から看護師になるには

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進む准看護師の看護師移行

 看護師数は年々増加し、4年制大学への移行が進むなど、基礎教育の充実が図られています。一方、准看護師養成の環境も大きく変化をしており、養成校、人員ともに年々減少しています。2002年には、高等学校衛生看護科(3年制)と高等学校専攻科の計5年間の一貫教育による看護師養成も行われるようになりました。

 准看護師は、中学、高校卒業後、2年制の准看護師学校に入学するか、中学卒業後、高等学校衛生看護科を卒業することで、都道府県の准看護師試験受験資格を得ることができます。2年制の准看護師学校は、現役世代だけでなく、学校卒業後、社会人経験を経て看護師を目指す人にも需要があります。しかし、医療技術の進歩や看護師の役割が拡大するなかで、教育の重要性がより高まっており、准看護師として働きながら看護師資格の取得を目指す人もいます。

 日本看護協会や各都道府県看護師協会では進学支援の研修なども行っており、国の教育訓練給付金制度や日本看護協会による奨学金制度など、通学の資金面でのバックアップも行っています。

通信制の開始で働きながら看護師資格を取得

 准看護師から看護師になるには、看護師学校養成所2年課程に通学するか、看護師学校養成所2年課程(通信課程)への入学が必要です。中学卒業後に2年制の准看護師学校養成所を卒業した人は、3年の実務経験が必要となります。高等学校衛生看護科、高校卒業後に准看護師学校養成所を卒業した人は、そのまま実務経験なしで看護師学校養成所2年課程(定時制3年)に進学できます。

 通学制の看護師学校養成所は、「これまでと同様の働き方や、家庭との両立が難しい」「学費がかかる」などのデメリットがありました。そこで2004年、規制緩和を受けて、10年以上の業務経験をもつ准看護師を対象にした通信制が開始されました。この制度によって看護師養成所のない地域でも、働きながら看護師教育を受けることができるようになりました。学費も通学制に比べて抑えられます。特に30~50歳代の子育て世代にとっては経済的負担が減り、時間のやりくりによって学ぶ機会が得られる制度となりました。一部、登校日の給与を補償といった進学をバックアップする病院もあり、離職せずに学べる環境も整ってきました。

早い人では20歳代で看護師資格の取得も可能に

 そんななか、看護師不足の対策のひとつとして、2016年8月22日付けで保助看法が改正され、通信制への進学に必要な就労年数が10年から7年へと短縮されました。2018年4月の入学者から適用されます。

 准看護師は経験年数が長く、高いケア技術を持っていながらも昇進の機会がなく、仕事へのモチベーションを維持するのが難しいことも少なくありません。その期間中に結婚や出産を経験してブランクがあると、その分、入学までの期間は長くなってしまいます。7年に短縮されたことで、早い人では20歳代に進学が可能となり、患者さんにケアとして還元できる時間も長くなります。給与面でも少しでも早く看護師になるほうがメリットは大きいでしょう。看護師となったことで、スペシャリストとなったり、管理者となったりと、新たな道が開ける可能性も拡がるのではないでしょうか。

参考
公益社団法人 日本看護協会
http://www.nurse.or.jp

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