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ナースのリアルVoice 第1回|ナースの学会参加の実態は?

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 日進月歩の医療において、質の高い看護を提供するためには、最新の医療技術、エビデンス、他施設の実践例などを学ぶことが重要となります。その最新の情報を得ることができるのが各学会の学術集会。看護師の生涯教育や研修の場を提供する、資格制度を設けるなど、看護系の学会や研究会での活動は年々盛んとなっています。そこで今回は、ナースフルのアンケートに回答いただいた143名の看護師のみなさんの学会活動の実態について、生の声を紹介します。

参加目的で最も多いのは「最新のアカデミックな情報を得るため」

 「Q.特定の学会の学術集会やセミナーなどに参加していますか?」という質問に対し、「学会に参加している」と答えた方は、143名中62名と、43.4%を占めました。
 学会に「参加している」と回答した62名にその目的をうかがったところ、最も多かったのは「最新のアカデミックな情報を得るため」(64.5%)でした。最近では病院が看護師の教育に力を入れていることもあり、「職場の決まりで行く必要がある」と回答した人は16.1%。そのほか、「他施設の看護師との情報交換のため」は8.1%、「開催地での観光を兼ねて」は3.2%でした。

 ここで、学会に参加している派・していない派、それぞれの声をご紹介します。

〈参加している派〉Voice

最新のアカデミックな情報を得るために参加
・日本環境感染学会に参加。各施設での感染対策や仕組みづくりなどの実践例から学ぶことが多い。
(30歳代・女性・二次救急指定病院勤務)
・手術看護は研修機会が少ないので、手術看護認定看護師の講演や発表を興味深く聴講している。
(40歳代・女性・二次救急指定病院勤務)
・認知症とせん妄の見分け方など、すぐに実践で使える講演を聞くと勉強になる。
(40代・女性・三次救急指定病院勤務)
・外食をした際に好きなメニューを頼んでその場でミキサー食を作っている介護老人保健施設の取り組みはとても参考になった。
(40歳代・女性・介護施設)
・認知症カフェの創設の実践報告が勉強になった。
(50歳代・女性・一次救急指定病院)

他施設の看護師との情報交換のために参加
・認定看護師の教育課程の同期生と再会できる場。貴重な情報交換の場でもある。
(30歳代・女性・二次救急指定病院)

 一方で、学会に「参加していない」と回答した方は81名と56.6%で、その理由はさまざまでしたが、最も多かったのは、情報が入ってこないといったコメントでした。

〈参加していない派〉Voice

・情報がなく、職場での共有もない。
(20歳代・女性・二次救急指定病院 他多数)
・学会への参加費、旅費などがかさむため。
(40歳代・女性・一般病院 他)
・学会に参加したい気持ちはあるものの、子育て中で、預けることができない。
(30歳代・女性・クリニック 他)
・費用もかさむし、学会誌などで情報を得ることができるので、わざわざ行く必要がない。
(30歳代・女性・介護施設)
・新聞などで情報はチェックしているが、敷居が高い気がするので参加していない。
(40歳代・女性・介護施設)

■編集部のつぶやき

 学会に参加していない方からは情報が得られないとの声がありましたが、参加している方からは、参考になった取り組みなどの具体例も数多く寄せられ、日々の実践報告が明日の看護の質向上に役立っているようでした。なかには学会で有益な情報が得られたものの、「職場へ伝えることもできず、ずっと胸に引っかかっている」とのご意見もあり、聞いてきた内容を共有する場が必要なのかもしれません。
 学術集会は学会員以外でも参加できますので、情報があれば参加してみたい方は、まずは興味のある分野の学会活動を調べてみると良いでしょう。学会情報はほとんどが開催の1年以上前からWEBサイトなどに掲載されており、予定も立てやすくなっています。
 また、最近では託児所を設けている学会もあり、お子さん連れで会場に来る看護師もいます。学会会場では各地のおみやげや伝統芸能の出し物、ご当地ゆるキャラが登場するなど、学び+αの魅力もあります。

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