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9月は健康増進普及月間 スマート・ライフ・プロジェクトとは?

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看護師の皆さんは、毎年9月は健康増進普及月間とされていることをご存知でしょうか?厚生労働省では9月に、運動・食事・禁煙等、生活習慣の改善に対する国民の意識向上、健康づくりの実践促進のための啓発活動を行っています。その普及活動の一環として進められている、スマート・ライフ・プロジェクトをご紹介します。

健康寿命の延伸を目指して

日本は平均寿命が延びたことによる高齢化や、食生活等の環境変化に伴って生活習慣病が増加しています。これらの生活習慣病の一次予防には、日ごろの生活習慣の改善が重要であり、それが健康寿命の延伸にもつながります。そこで健康増進普及月間には、「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後に薬~健康寿命の延伸」を統一標語として、厚生労働省はもとより、各自治体と協力しながら広報活動やイベントの開催、情報提供、健康相談等を全国各地で実施しています。
こうした活動は、厚生労働省が示している「健康づくりのための身体活動基準2013」や「食事バランスガイド」等のガイドラインに沿ったものであることが求められ、同時に厚生労働省が現在進めている各種プロジェクトと連携して行われます。そのひとつがスマート・ライフ・プロジェクトです。

スマート・ライフ・プロジェクトとは?

スマート・ライフ・プロジェクトは、食生活や運動、禁煙とそれぞれ別のプロジェクトで進めてきた活動を2011年に統合し、発展させてきたものです。「健康日本21」を推進するための傘下事業といえます。適度な運動、適切な食生活、禁煙の3つのアクションを柱に健診・検診の受診を加え、企業や自治体等と連携しながら、運動を展開しています。

〈スマート・ライフ・プロジェクトの3つのアクション+1〉
●適度な運動:毎日10分の運動
毎日10分間のはや歩き、ひと駅歩く等、毎日10分の運動習慣で健康寿命を延ばす
●適切な食生活:1日プラス70gの野菜を
日本人は1日平均280gの野菜を摂取。推奨量である350gを目指すにはあと70g。トマト半分、温野菜等
●禁煙
たばこには4,000種類に及ぶ有害物質が。体内に蓄積されて健康を損なうことも
●健診・検診の受診
無症状のうちに定期的に自分を知り、リスクの早期発見、対処をする

現在、スマート・ライフ・プロジェクトには3,843団体(2017年8月25日現在)が参加しており、同プロジェクトのホームページでは、活動報告をみることができます。地域のなかで医療者と市民をつなぎ、健康意識の向上を目指す取り組みが進められています。

健康増進のための情報を集めるツールにも

スマート・ライフ・プロジェクトは、主に外食産業やフィットネスクラブ、食品会社等が商品やサービスに関する企業活動を通して健康づくりを推進するものです。こうした活動を通じて健康意識が高まることは、病気の予防にもつながります。
また、医療従事者にとっても民間企業の取り組みから学ぶことは多く、患者指導や地域交流に活用できるヒントがあるのではないでしょうか。実践に役立つ「健康づくりのための身体活動基準ガイドライン2013」をもとに作られた実践の手立てのガイドライン等、情報も豊富です。院内での生活習慣病に関する勉強会等にも使える情報が多く掲載されていますので、看護師の皆さんもぜひチェックしてください。

参考
厚生労働省:平成29年度健康増進普及月間実施要綱

スマート・ライフ・プロジェクト

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