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ケアマネジメントの専門家として活躍するケアマネジャー

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高齢者増加に伴い、さらに重要性が高まるケアマネジメント

 社会全体で高齢者介護を支えていくことを目的に創設された介護保険制度において、要介護者(要支援者)のケアプランの作成、介護サービスの調整や管理を行うのが「ケアマネジャー(介護支援専門員)」です。ケアマネジメントの専門家として、要介護者にどのような支援が必要なのかを考え、医療従事者や家族と調整しながら介護サービス、社会資源を活用し、要介護者が安心して介護施設や在宅で生活できるように支援します。
 ケアマネジャーの主な仕事としては、次のようなものがあげられます。
① アセスメント:介護サービスの利用者やその家族の相談にのり、利用者がどのような課題をかかえているかを分析する
② ケアプランの作成:アセスメントに基づき、医師や看護師、サービス事業者などとの会議を通じて、必要な介護サービスを利用するためのケアプランを作成する
③ モニタリング:介護サービスを実施するため、市町村や各種介護サービス事業者に連絡をとり、調整を行う。また、サービスが適切に提供されているかをモニタリングし、必要に応じてサービス内容の見直しを行う

チーム医療のなかでのケアマネジャー

 ケアマネジャーの勤務場所は、居宅介護支援事業所、地域包括支援センター、地域密着型サービス事業所、介護保険施設などになります。
 病棟勤務など、院内のスタッフとの連携が主な看護師の仕事に比べ、自治体やさまざまなサービス事業者の担当者と調整を行うケアマネジャーには高いコミュニケーション能力が求められます。つまり、地域をフィールドに、さまざまな専門職と知識や知恵を出し合いながら、利用者や家族を支えるのがケアマネジャーの仕事。サービス担当者会議の開催や、その進行役を担ったり、必要な書類の作成にあたるなど、介護における専門職のなかのキーパーソンとなる存在です。重要な役割だけに責任も重大ですが、利用者や家族の声を直接反映させ、ケアプランを作成できるため、より利用者目線、家族目線に立った介護を実践できます

子育てとの両立など、働き方を選びながら地域で長く活躍も!

ケアマネジャーの仕事は、夜勤がなく、土日休みの事業所も多いため、家庭との両立がしやすいといえるでしょう。もちろん、病棟看護師と同様、子どもが小さいときにはパートで、子育てが一段落したら常勤など、働き方も選べます。各専門家との調整など、多忙ではありますが、身体的な負担は看護師に比べて少なく、病院で管理的立場に立つよりも直接利用者や家族とかかわりを持ち続けたい、じっくりと話を聞き、その利用者や家族にとって必要なケアマネジメントは何かをともに考え、実践したい人には向いている仕事ではないでしょうか。高齢者は病院への入退院を繰り返すことも多く、慢性疾患を複数かかえ、在宅で過ごすことは、介護者である家族にとっても不安なものです。そんなときに疾患やケアの専門知識をもつ看護師としての経験を活かしてアドバイスをしたり、判断することができるのも、看護師資格をもつケアマネジャーならではです。
 ただし、「限られた時間のなかで、利用者や家族の満足度が高い仕事ができるか」が問われるのがケアマネジャー。質の高い仕事をするためには、多くの場所に出向き、人と会い、相談を重ねたうえでベストなサービスの提供につなげることが必要です。病院で患者さんのケアにあたる看護師とは異なる大変さがありますが、地域のなかで、利用者や家族が安心して生活できるようにするという大きな役割を担っています。興味のある人は地域のケアマネジャーに受験についての指導を受けたり、仕事内容について具体的に話を聞いたり、相談してみてはいかがでしょうか。

看護師がケアマネジャーの資格をとるには?

試験の受験資格:看護師資格を取得してから5年以上が経過し、なおかつ看護師として900日以上業務に従事していること
試験時期:毎年10月、合格発表は12月
試験概要:筆記試験合格後、実務研修終了をもって、ケアマネジャーの有資格者として勤務可能
試験難易度:受験者数は横ばいから微増で推移しており、合格率は20%前後

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